一ひとつしかない 命いのちを賭かけて
花はなは吹雪ふぶきの 中なかに咲さく
私わたしも女おんなと 生うまれたからにゃ
秘ひめた炎ほのおが 道みちしるべ
いばらの道みちを 歩あるきたい
人ひとを泣なかせて 生いきてはならぬ
誰だれが見みてようと 見みてまいと
鴎かもめも通つうよわぬ 小島こじまの磯いそに
咲さいた椿つばきの 心意気こころいき
私わたしの胸むねに 飾かざりたい
何なにも残のこさず 死しぬのはいやよ
それが女おんなの 花詞はなことば
一日一善いちにちいちぜん つみあげながら
前まえへ進すすんで 散ちるときも
ふり向むかないわ 泣なかないわ
一hitoつしかないtsushikanai 命inochiをwo賭kaけてkete
花hanaはha吹雪fubukiのno 中nakaにni咲saくku
私watashiもmo女onnaとto 生uまれたからにゃmaretakaranya
秘hiめたmeta炎honooがga 道michiしるべshirube
いばらのibarano道michiをwo 歩aruきたいkitai
人hitoをwo泣naかせてkasete 生iきてはならぬkitehanaranu
誰dareがga見miてようとteyouto 見miてまいとtemaito
鴎kamomeもmo通tsuuよわぬyowanu 小島kojimaのno磯isoにni
咲saいたita椿tsubakiのno 心意気kokoroiki
私watashiのno胸muneにni 飾kazaりたいritai
何naniもmo残nokoさずsazu 死shiぬのはいやよnunohaiyayo
それがsorega女onnaのno 花詞hanakotoba
一日一善ichinichiichizen つみあげながらtsumiagenagara
前maeへhe進susuんでnde 散chiるときもrutokimo
ふりfuri向muかないわkanaiwa 泣naかないわkanaiwa