愛炎 歌詞 大川栄策 ふりがな付

辛つらい別わかれに 泣ないたって
わたしは あなたを
小指こゆびの先さきまで 愛あいしてる
霧笛むてきが哀かなしい夜よるの波止場はとばに 灯あかりが点ともりゃ
熱あつい身体からだ 胸むねが高鳴たかなって
激はげしく 炎もえあがる

夢ゆめによく見みる
あの頃ころのふたりの幸しあわせ
人目ひとめを忍しのんだ 恋こい灯あかり
お願ねがい もう一度いちど 逢あいにあなたは来きてくれますか
叫さけぶ踊おどる 胸むねが高鳴たかなって
激はげしく 炎もえあがる

もしも空そら飛とぶ 鳥とりにでも
なれたら わたしは
あなたに寄より添そい甘あまえたい
港みなとを離はなれて 船ふねが波間なみまへさよなら告つげりゃ
熱あつい身体からだ 胸むねが高鳴たかなって
激はげしく 炎もえあがる