バスに揺ゆられて 峠とうげを越こえりゃ
夕焼雲ゆうやけぐもが 呼よんでいる
わたしゃ年頃としごろ 旅役者たびやくしゃ
しみじみと
大おおきな胸むねに すがりつき
泣なきたいような 雲くもの色いろ
今日きょうの泊とまりは いで湯ゆの小屋こやか
おどけちゃいるが あの人ひとも
涙なみだぐんでた 舞台裏ぶたいうら
日ひが沈しずみゃ
遠とおくの山やまが 呼よぶような
何処どこかでパパが呼よぶような
みんな年頃としごろ 旅役者たびやくしゃ
いつまでも
やさしく心こころ寄よせ合あって
笑わらってゆこよ 峠道とうげみち
バスbasuにni揺yuられてrarete 峠tougeをwo越koえりゃerya
夕焼雲yuuyakegumoがga 呼yoんでいるndeiru
わたしゃwatasya年頃toshigoro 旅役者tabiyakusya
しみじみとshimijimito
大ooきなkina胸muneにni すがりつきsugaritsuki
泣naきたいようなkitaiyouna 雲kumoのno色iro
今日kyouのno泊tomaりはriha いでide湯yuのno小屋koyaかka
おどけちゃいるがodokechairuga あのano人hitoもmo
涙namidaぐんでたgundeta 舞台裏butaiura
日hiがga沈shizuみゃmya
遠tooくのkuno山yamaがga 呼yoぶようなbuyouna
何処dokoかでkadeパパpapaがga呼yoぶようなbuyouna
みんなminna年頃toshigoro 旅役者tabiyakusya
いつまでもitsumademo
やさしくyasashiku心kokoro寄yoせse合aってtte
笑waraってゆこよtteyukoyo 峠道tougemichi