蝉 歌詞 変態紳士クラブ TOHO animation ミュージックフィルムズイメージソング ふりがな付

誰だれにも見みえないところで
戦たたかっていた日々ひびはきっと
無駄むだじゃない
儚はかないよ 儚はかなすぎる人生じんせいの
美うつくしさが身みに染しみる
蝉せみみたいだ

息いきが詰つまるよ生いきていくだけで
勢いきおいだけで 大人おとなになって
忘わすれてた記憶きおく 追おいかけて
歩あるくいつもの道みち 交差点こうさてん
過去かこが蘇よみがえってくる
なぜか後悔こうかいばかりがチラついてる
のさ
僕ぼくはココから出でてく
そしてもう一度いちど、街まちで君きみと出会であう
もう逃にげたりしないよ
あの頃ころの僕ぼくとは違ちがうぞ
ならビビんなよ だから走はしってんだろ
殻からを出でよう飛とび立たつあの蝉せみのように

季節きせつは移うつり変かわって
あの花はなもいつかは散ちって
終おわりがあるのが人生じんせい
永遠えいえんじゃないのは知しってる
馬鹿馬鹿ばかばかしくなるたまに
心こころにある蟠わだかまり
まとわりついてくるうつろな世間せけんの目めも
気きにならなくなるほどに
もう出来できない後戻あともどり
うまくいかない事ことばっかりだけど

過すぎ去さる通過つうか列車れっしゃのよう
戻もどらないダイヤルに無ない One more
Like a 鬼おにごっこ迫せまる一分いちぶん一いち秒びょう
逆さからった様ように今いまを生いきよう
その人ひとは間違まちがいながら
たまにゃ埋うずもれて土つちの中なか
泥どろに塗まみれたその姿すがたは
汚およりも美びが似合にあっていた
空そらに向むかって 声こえを叫さけんで
短みじかい命いのちを感かんじているのさ
愛いとおしくて儚はかない人生じんせい
誰だれよりも熱あつく燃もやしていくのさ