夜をすり抜けて 歌詞 寿君 ふりがな付

やって来くる未来みらいを恐おそれてはいない
だけどなんだか今夜こんやは帰かえりたくない
光ひかり輝かがやく ミナミの煌きらびやかな
街まちの雑音ざつおんが鳴なり止やまないから
致いたし方かたないか

月明つきあかりの下したのDancing Shadow
意識いしきを溶とかして 夜よるをすり抜ぬけて行いく
“時ときが止とまれば”と その有あり様さまを
いつかの日ひの景色けしきと重かさねてる

昔むかしは憧あこがれた都会とかいの華はな
お陰かげで現役げんえきの働はたらく盛さかり
今頃いまごろ子供こどもはパジャマ姿すがた
この街まちは何なにも変かわらぬまま
変かわっちまったのは俺おれらの方ほうで
とは言いえ自覚じかくがないのが本音ほんね
ガキの頃ころはもっと薮やぶから棒ぼう
なんて思おもい返かえすのはカルマのよう
SNS上うえで どこぞの誰だれが炎上えんじょうしてる
なんて世界せかいと並行へいこうして
生いきて行いくのもめんどくせぇ
から今いまは 現実げんじつの世界せかいを感かんじれるだけで
なぜか 酒さけが 染しみる

月明つきあかりの下したのDancing Shadow
意識いしきを溶とかして 夜よるをすり抜ぬけて行いく
“時ときが止とまれば”と その有あり様さまを
いつかの日ひの景色けしきと重かさねてる

長ながい人生じんせいの旅たびの宿やど
引ひき寄よせてるのは神かみの魔法まほう
この場所ばしょで少すこしの愛あいとかを
求もとめてるのは俺おれだけじゃないのかも
皆みなんなそれぞれ理想りそうやビジョン
描えがいて抱かかえる色いろんな事情じじょう
誰だれかが決きめる人ひとの価値かちも
忘わすれて休やすめる思考しこう回路かいろ
日常にちじょうの退屈たいくつさを 埋うめることから
毎分まいふん毎秒まいびょうで見事みごとに
細分化さいぶんかされているようで単純たんじゅんなこのループで
アップデートされた事ことを感かんじる事ことで
俺おれはこれに尽つきる

昨日きのうまで持もってた価値観かちかんも
氷こおりも溶とかして 夜よるをすり抜ぬけて行いく
“時ときが来くれば”と その有あり様さまを
地球ちきゅうの裏うらの景色けしきと重かさねてる

やって来くる未来みらいを恐おそれてはいない
だけどなんだか今夜こんやは帰かえりたくない
光ひかり輝かがやくミナミの煌きらびやかな
街まちの雑音ざつおんが鳴なり止やまないから
致いたし方かたないか

月明つきあかりの下したのDancing Shadow
意識いしきを溶とかして 夜よるをすり抜ぬけて行いく
“時ときが止とまれば”と その有あり様さまを
いつかの日ひの景色けしきと重かさねてる
昨日きのうまで持もってた価値観かちかんも
氷こおりも溶とかして 夜よるをすり抜ぬけて行いく
“時ときが来くれば”と その有あり様さまを
地球ちきゅうの裏うらの景色けしきと重かさねてる
いつかの日ひの景色けしきと重かさねてる