香かおり立たつ 森もりの吐息といきと
見上みあげた空そらは どこまでも 清きよんだ青あお
この場所ばしょは 旅立たびだつあの日ひ
手てを振ふる友ともと 別わかれを惜おしんだ丘おか
今いまは亡なき 父母ちちはは 温ぬくもりは遠とおく
帰かえるべき場所ばしょをさがし 心こころ 彷徨さまよう
故郷こきょうに 背せを向むけ 走はしった
あの頃僕ころぼくは それしか 出来できなかった
後悔こうかいや くやしさ 折おり重かさねながら
紡つむいでく 今いまを見みつめ それが生いきる事ことか
振ふり向むけば 稲穂いなほを揺ゆらす風かぜ
心こころに響ひびく 蜩ひぐらしの鳴なき声ごえ
香kaoりri立taつtsu 森moriのno吐息toikiとto
見上miaげたgeta空soraはha どこまでもdokomademo 清kiyoんだnda青ao
このkono場所basyoはha 旅立tabidaつあのtsuano日hi
手teをwo振fuるru友tomoとto 別wakaれをrewo惜oしんだshinda丘oka
今imaはha亡naきki 父母chichihaha 温nukuもりはmoriha遠tooくku
帰kaeるべきrubeki場所basyoをさがしwosagashi 心kokoro 彷徨samayoうu
故郷kokyouにni 背seをwo向muけke 走hashiったtta
あのano頃僕korobokuはha それしかsoreshika 出来dekiなかったnakatta
後悔koukaiやya くやしさkuyashisa 折oりri重kasaねながらnenagara
紡tsumuいでくideku 今imaをwo見miつめtsume それがsorega生iきるkiru事kotoかka
振fuりri向muけばkeba 稲穂inahoをwo揺yuらすrasu風kaze
心kokoroにni響hibiくku 蜩higurashiのno鳴naきki声goe