どんなに どんなに 歌詞 シクラメン MBS&GAORA「第86回センバツ高校野球中継」テーマソング / MBS「みんなの甲子園」テーマソング) ふりがな付

少すこしだけ少すこしだけ 踏ふみ出だしたちいさな一いっ歩ぽで
こんなにもこんなにも 景け色しきが変かわってくこと 僕ぼくは知しってるから

真まっ白しろなユニフォームの背せ中なかを まっすぐに見みつめられなくて
グランドに響ひびくボールの音おと 目めを閉とじて聴きいてた遠とおい夏なつ

最さい初しょっからうまくなんていかないよって
だけどヒザをかかえてるよりはずっといいって
あの日ひ君きみが伝つたえたかった言こと葉ば やっとわかった

どんなにどんなに泥どろだらけでカッコ悪わるくても
どんなにどんなに転ころんでヘコんで失しっ敗ぱいかさねても
いまほんとにほんとに心こころの底そこから笑わらえるよ
選えらんだこの道みちに 迷まよいはないから

ダメ出だし食くらった夕ゆう暮ぐれ 必ひっ死しで駆かけ下おりた階かい段だん
それでもそんなひとつひとつが 幸しあわせと素す直なおに思おもえるんだ

まぁこんなもんじゃないのなんてごまかして
あの頃ころはよかったねなんて語かたり合あいたくはない
何なん年ねんたってもウソの無ない笑え顔がおで 会あえるように

どんなにどんなにさびしくてどうしょうもないときも
どんなにどんなに自じ分ぶんがちっちゃくてイヤになるときも
きっとおんなじおんなじ思おもいを抱だきしめてる君きみを
思おもい出だすたびにまた 歩あるいて行いけるよ

どこまで行いったらいいんだろう? いつまで続つづけたらいいんだろう?
もうそろそろ限げん界かいじゃないか? あきらめたほうがいいんじゃないか?
それでもあふれて止とまらない願ねがいが
ここにあるかぎり ずっとあるかぎり

どんなにどんなに泥どろだらけでカッコ悪わるくても
どんなにどんなに転ころんでヘコんで失しっ敗ぱいかさねても
たった1ミリでもゼッタイ昨日きのうよりも今日きょうのほうが
夢ゆめに近ちかづいてると 信しんじてる

少すこしだけ少すこしだけ 踏ふみ出だしたちいさな一いっ歩ぽが
いつの日ひかいつの日ひか すべての始はじまりだったと 胸むねをはって
伝つたえたいから 伝つたえたいから