あの海うみが見みたくなって
今日きょうも受話器じゅわきを取とってしまいそうさ
そう あの頃ころへは もう
レンガ積つみの あのトンネルを
過すぎればなぜか必かならず夏なつだった
そう あの時ときも いつまでも きっと
波なみがいつも二人ふたりを
引ひき戻もどしてくれたのに
海鳥うみどりも探さがしていたよ
風かぜに舞まった 帽子ぼうしの行方ゆくえ
あの頃ころは不安ふあんだけが
二人ふたりの心こころ つなぎとめていたね
そう 約束やくそくがこわかっただけさ
月つきよ 今日きょうは涙なみだを
照てらさないでくれないか
海鳴うみなりも気きにしていたよ
夏なつに消きえた 帽子ぼうしの行方ゆくえ
あのano海umiがga見miたくなってtakunatte
今日kyouもmo受話器juwakiをwo取toってしまいそうさtteshimaisousa
そうsou あのano頃koroへはheha もうmou
レンガrenga積tsuみのmino あのanoトンネルtonneruをwo
過suぎればなぜかgirebanazeka必kanaraずzu夏natsuだったdatta
そうsou あのano時tokiもmo いつまでもitsumademo きっとkitto
波namiがいつもgaitsumo二人futariをwo
引hiきki戻modoしてくれたのにshitekuretanoni
海鳥umidoriもmo探sagaしていたよshiteitayo
風kazeにni舞maったtta 帽子boushiのno行方yukue
あのano頃koroはha不安fuanだけがdakega
二人futariのno心kokoro つなぎとめていたねtsunagitometeitane
そうsou 約束yakusokuがこわかっただけさgakowakattadakesa
月tsukiよyo 今日kyouはha涙namidaをwo
照teらさないでくれないかrasanaidekurenaika
海鳴uminaりもrimo気kiにしていたよnishiteitayo
夏natsuにni消kiえたeta 帽子boushiのno行方yukue