日差ひざしの当あたらぬ洞窟どうくつに
咎とがなく捕とらわれ幾年いくとせか
破戒はかいの坊主ぼうずを輩ともがらに
魔道まどうの法力ほうりき伝つたえらる
恨うらみ晴はらさずにはおくべきか
報むくい与あたえずにはおくべきか
願ねがい果はたさずにはおくべきか
念ねん彼ぴ観かん音のん
天誅てんちゅう下くだす
天罰てんばつ下くだす
王様おうさま
汚水おすいの滴したたる岩穴いわあなに
絶望ぜつぼう数かぞえて千早ちはや振ふる
ぞべらぞべらした奴やつ原ばらに
目めには目め歯はには歯は知しらすべし
いざいざ出陣しゅつじんの時とき来きたり
いよいよ復讐ふくしゅうの日ひは来きたり
さあさあ宿願しゅくがんの刻とき来きたり
因果応報いんがおうほう
天誅てんちゅう下くだす
天罰てんばつ下くだす
王様おうさま
嵐あらしよ起おこれ 呪のろいの歌うた乗のせて
雷いかずち落おちろ 嘆なげきの声こえ合あわせ
容赦ようしゃするな 猛たけり狂くるえ
遠慮えんりょするな 暴あばれ狂くるえよ
死臭ししゅうの渦巻うずまく洞穴ほらあなに
幽閉ゆうへいされたはいつの日ひか
仏ほとけの道みちから外はずるとも
鬼神きじんの威いを借かり仇あだ討うたん
ただこの恨うらみこそ晴はらさんと
ただこの報むくいこそ与あたえんと
ただこの願ねがいこそ果はたさんと
盛者必衰じょうしゃひっすい
天誅てんちゅう下くだす
天罰てんばつ下くだす
王様おうさま
嵐あらしよ起おこれ 呪のろいの歌うた乗のせて
雷かみなり落おちろ 嘆なげきの声こえ合あわせ
吹雪ふぶきよ告つげろ 裁さばきの日ひが来きたと
山やま鳴なり響ひびけ 終おわりが始はじまると
日差hizaしのshino当aたらぬtaranu洞窟doukutsuにni
咎togaなくnaku捕toraわれware幾年ikutoseかka
破戒hakaiのno坊主bouzuをwo輩tomogaraにni
魔道madouのno法力houriki伝tsutaえらるeraru
恨uraみmi晴haらさずにはおくべきかrasazunihaokubekika
報mukuいi与ataえずにはおくべきかezunihaokubekika
願negaいi果haたさずにはおくべきかtasazunihaokubekika
念nen彼pi観kan音non
天誅tenchuu下kudaすsu
天罰tenbatsu下kudaすsu
王様ousama
汚水osuiのno滴shitataるru岩穴iwaanaにni
絶望zetsubou数kazoえてete千早chihaya振fuるru
ぞべらぞべらしたzoberazoberashita奴yatsu原baraにni
目meにはniha目me歯haにはniha歯ha知shiらすべしrasubeshi
いざいざizaiza出陣syutsujinのno時toki来kiたりtari
いよいよiyoiyo復讐fukusyuuのno日hiはha来kiたりtari
さあさあsaasaa宿願syukuganのno刻toki来kiたりtari
因果応報ingaouhou
天誅tenchuu下kudaすsu
天罰tenbatsu下kudaすsu
王様ousama
嵐arashiよyo起oこれkore 呪noroいのino歌uta乗noせてsete
雷ikazuchi落oちろchiro 嘆nageきのkino声koe合aわせwase
容赦yousyaするなsuruna 猛takeりri狂kuruえe
遠慮enryoするなsuruna 暴abaれre狂kuruえよeyo
死臭shisyuuのno渦巻uzumaくku洞穴horaanaにni
幽閉yuuheiされたはいつのsaretahaitsuno日hiかka
仏hotokeのno道michiからkara外hazuるともrutomo
鬼神kijinのno威iをwo借kaりri仇ada討uたんtan
ただこのtadakono恨uraみこそmikoso晴haらさんとrasanto
ただこのtadakono報mukuいこそikoso与ataえんとento
ただこのtadakono願negaいこそikoso果haたさんとtasanto
盛者必衰jousyahissui
天誅tenchuu下kudaすsu
天罰tenbatsu下kudaすsu
王様ousama
嵐arashiよyo起oこれkore 呪noroいのino歌uta乗noせてsete
雷kaminari落oちろchiro 嘆nageきのkino声koe合aわせwase
吹雪fubukiよyo告tsuげろgero 裁sabaきのkino日hiがga来kiたとtato
山yama鳴naりri響hibiけke 終oわりがwariga始hajiまるとmaruto