よみ：かれは
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枯葉かれは 拾ひろい集あつめて 終おわりゆく季節きせつを知しる
まるで 僕ぼくへ宛あてた 別わかれの手紙てがみの様ようだ
途切とぎれた 紅あかい糸いとは
哀かなしく宙そらを揺蕩たゆたうばかり
虚むなしく 翳かげる僕ぼくは 瞼まぶたの君きみを抱だき締しめる
あの日ひ ゆらゆら 焔ほむらの中なかで
産うまれた恋こいの調しらべ
誰だれも 誰だれも 誰だれも 消けせはしない
今いまも るらるら 唄うたい続つづける
君きみが居いてくれたら
何なにも 何なにも 何なにも 要いらないから
枯葉かれはが また 落おちた
ひとつ またひとつと 街まちは光ひかりを眠ねむらせ
まるで 僕ぼくを写うつす 古ふるびた鏡かがみの様ようだ
明日あしたが呼よんでいても
終おわらぬ昨日きのうの中なかじゃ聴きこえない
地上ここから 仰あおぐ天てんは
誇ほこり高たかくも涙なみだぐむ
夜よるは徒然つれづれ 思おもい出で遊あそび
物語ものがたりは続つづく
今いまも 今いまも 今いまも 色褪いろあせずに
やがてしとしと 滑すべり降おりては
ささめく雨あめに濡ぬれ
すべて すべて すべて
愛いとしく なるだろう
嗚呼ああ 舞まい上あがれ 枯葉かれは
僕ぼくの心こころと すべての思おもい出でを連つれてゆけ
嗚呼ああ 抜殻ぬけがらになり 佇たたずむ僕ぼくに
君きみの残のこり香かはあるのだろうか
夜よるは徒然つれづれ 思おもい出で遊あそび
物語ものがたりは続つづく
今いまも 今いまも 今いまも 色褪いろあせずに
やがてしとしと 滑すべり降おりては
ささめく雨あめに濡ぬれ
すべて すべて すべて
愛いとしくなり
あの日ひ ゆらゆら 焔ほのおの中なかで
産うまれた恋こいの調しらべ
誰だれも 誰だれも 誰だれも 消けせはしない
今いまも るらるら 唄うたい続つづける
君きみが居いてくれたら
何なにも 何なにも 何なにも 要いらないから
枯葉かれはが また 落おちた
まるで 僕ぼくへ宛あてた 別わかれの手紙てがみの様ようだ
途切とぎれた 紅あかい糸いとは
哀かなしく宙そらを揺蕩たゆたうばかり
虚むなしく 翳かげる僕ぼくは 瞼まぶたの君きみを抱だき締しめる
あの日ひ ゆらゆら 焔ほむらの中なかで
産うまれた恋こいの調しらべ
誰だれも 誰だれも 誰だれも 消けせはしない
今いまも るらるら 唄うたい続つづける
君きみが居いてくれたら
何なにも 何なにも 何なにも 要いらないから
枯葉かれはが また 落おちた
ひとつ またひとつと 街まちは光ひかりを眠ねむらせ
まるで 僕ぼくを写うつす 古ふるびた鏡かがみの様ようだ
明日あしたが呼よんでいても
終おわらぬ昨日きのうの中なかじゃ聴きこえない
地上ここから 仰あおぐ天てんは
誇ほこり高たかくも涙なみだぐむ
夜よるは徒然つれづれ 思おもい出で遊あそび
物語ものがたりは続つづく
今いまも 今いまも 今いまも 色褪いろあせずに
やがてしとしと 滑すべり降おりては
ささめく雨あめに濡ぬれ
すべて すべて すべて
愛いとしく なるだろう
嗚呼ああ 舞まい上あがれ 枯葉かれは
僕ぼくの心こころと すべての思おもい出でを連つれてゆけ
嗚呼ああ 抜殻ぬけがらになり 佇たたずむ僕ぼくに
君きみの残のこり香かはあるのだろうか
夜よるは徒然つれづれ 思おもい出で遊あそび
物語ものがたりは続つづく
今いまも 今いまも 今いまも 色褪いろあせずに
やがてしとしと 滑すべり降おりては
ささめく雨あめに濡ぬれ
すべて すべて すべて
愛いとしくなり
あの日ひ ゆらゆら 焔ほのおの中なかで
産うまれた恋こいの調しらべ
誰だれも 誰だれも 誰だれも 消けせはしない
今いまも るらるら 唄うたい続つづける
君きみが居いてくれたら
何なにも 何なにも 何なにも 要いらないから
枯葉かれはが また 落おちた
