たった一秒いちびょう 目めを離はなした隙すきに
その光ひかりは黙だまって消きえた
真水まみずのようななんでもないワンシーンを
僕ぼくらはいつも切きり取とって笑わらった
はなればなれになって 少すこし大人おとなになって
忘わすれてたことさえ 忘わすれてた 光景こうけい
天気雨てんきあめが通とおりすぎて 「ああ、奇跡きせきみたいね。」と
時ときが落おっことした涙なみだをそっと象かたどった
見みえ透すいた嘘うそをついても 失望しつぼうの日ひに泣ないても
迫せまり来くる明日あしたが怖こわくてさ
たった数秒すうびょうだけ 顔かおを出だしてた
淡あわい記憶きおくは引ひっ込こんで消きえた
最終電車さいしゅうでんしゃで狂くるいそうな後悔こうかいと
嘲笑あざわらう声こえと 消きえそうな勇気ゆうきが
混まざり合あう
「一ひとつだけ信しんじたいもの 信しんじていたいもの
そう、それが幻まぼろしでも いつかは解とける魔法まほうでも。」
君きみの言葉ことばを思おもい出だす
あーそうだ なんだっけ 約束やくそくしてたんだっけ
知しらないうちに動うごく足あしが向むかう場所ばしょ
天気雨てんきあめが通とおりすぎて あの日ひと同おなじだね
時ときを忘わすれた秒針びょうしんをそっと戻もどそうよ
見みえ透すいた嘘うそを知しっても 失望しつぼうの日ひを知しっても
決けっして揺ゆるがない灯火ともしびに 気きづいた
変かわらない君きみがそこにいて
気きが触ふれてしまいそうな夜よると
光ひかりのない朝あさを越こえて
僕ぼくらがいたその日々ひびは
幻まぼろしなんかじゃなかった
たったtatta一秒ichibyou 目meをwo離hanaしたshita隙sukiにni
そのsono光hikariはha黙damaってtte消kiえたeta
真水mamizuのようななんでもないnoyounanandemonaiワンシwanshiーンnをwo
僕bokuらはいつもrahaitsumo切kiりri取toってtte笑waraったtta
はなればなれになってhanarebanareninatte 少sukoしshi大人otonaになってninatte
忘wasuれてたことさえretetakotosae 忘wasuれてたreteta 光景koukei
天気雨tenkiameがga通tooりすぎてrisugite 「ああaa、奇跡kisekiみたいねmitaine。」とto
時tokiがga落oっことしたkkotoshita涙namidaをそっとwosotto象katadoったtta
見miえe透suいたita嘘usoをついてもwotsuitemo 失望shitsubouのno日hiにni泣naいてもitemo
迫semaりri来kuるru明日ashitaがga怖kowaくてさkutesa
たったtatta数秒suubyouだけdake 顔kaoをwo出daしてたshiteta
淡awaいi記憶kiokuはha引hiっxtu込koんでnde消kiえたeta
最終電車saisyuudensyaでde狂kuruいそうなisouna後悔koukaiとto
嘲笑azawaraうu声koeとto 消kiえそうなesouna勇気yuukiがga
混maざりzari合aうu
「一hitoつだけtsudake信shinじたいものjitaimono 信shinじていたいものjiteitaimono
そうsou、それがsorega幻maboroshiでもdemo いつかはitsukaha解toけるkeru魔法mahouでもdemo。」
君kimiのno言葉kotobaをwo思omoいi出daすsu
あaーそうだsouda なんだっけnandakke 約束yakusokuしてたんだっけshitetandakke
知shiらないうちにranaiuchini動ugoくku足ashiがga向muかうkau場所basyo
天気雨tenkiameがga通tooりすぎてrisugite あのano日hiとto同onaじだねjidane
時tokiをwo忘wasuれたreta秒針byoushinをそっとwosotto戻modoそうよsouyo
見miえe透suいたita嘘usoをwo知shiってもttemo 失望shitsubouのno日hiをwo知shiってもttemo
決kextuしてshite揺yuるがないruganai灯火tomoshibiにni 気kiづいたduita
変kaわらないwaranai君kimiがそこにいてgasokoniite
気kiがga触fuれてしまいそうなreteshimaisouna夜yoruとto
光hikariのないnonai朝asaをwo越koえてete
僕bokuらがいたそのragaitasono日々hibiはha
幻maboroshiなんかじゃなかったnankajanakatta