日雇ひやとい 日暮ひぐれて 日ひの出町でまち
餃子ぎょーざのにおいに 誘さそわれて
のれんをくぐる 大晦日おおみそか
地元じもとじゃないねと 王おうさんに
慌あわててうなずく 夜よるだったなぁ…
薄着うすぎじゃ表おもては 寒さむかろう
ゆっくりしてけと 火ひをおとし
油あぶらを拭ふいた 酒さけのびん壜びん
祖国そこくの話はなしで 王おうさんに
今いますぐ帰かえれと 叱しかられたなぁ…
何年なんねんぶりだろ 裏通うらどおり
地酒じざけを土産みやげに 訪たずねたが
ぺんぺん草ぐさと 夢ゆめの跡あと
も一度いちど逢あいたい 王おうさんに
息子むすこの話はなしを 聞きかせたいなぁ…
日雇hiyatoいi 日暮higuれてrete 日hiのno出町demachi
餃子gyôzaのにおいにnonioini 誘sasoわれてwarete
のれんをくぐるnorenwokuguru 大晦日oomisoka
地元jimotoじゃないねとjanaineto 王ouさんにsanni
慌awaててうなずくteteunazuku 夜yoruだったなぁdattanaa…
薄着usugiじゃja表omoteはha 寒samuかろうkarou
ゆっくりしてけとyukkurishiteketo 火hiをおとしwootoshi
油aburaをwo拭fuいたita 酒sakeのびんnobin壜bin
祖国sokokuのno話hanashiでde 王ouさんにsanni
今imaすぐsugu帰kaeれとreto 叱shikaられたなぁraretanaa…
何年nannenぶりだろburidaro 裏通uradooりri
地酒jizakeをwo土産miyageにni 訪tazuねたがnetaga
ぺんぺんpenpen草gusaとto 夢yumeのno跡ato
もmo一度ichido逢aいたいitai 王ouさんにsanni
息子musukoのno話hanashiをwo 聞kiかせたいなぁkasetainaa…