アサガオ 歌詞 X21 ふりがな付

何時間なんじかんも悩なやんでやっと選えらんだ浴衣ゆかた
似合にあってるなんて言いうから 急きゅうに恥はずかしくなって
となり同士どうし うつむいて歩あるいてたら
探さがしてた綿わた菓子屋がしやも 通とおり過すぎちゃった

はぐれそうな人波ひとなみ 思おもわず伸のばした
指ゆびが (触ふれた) 瞬間しゅんかん (繋つながる) 手てと手て
跳はねる鼓動こどう

大好だいすき 言いいたくて
大好だいすき だけが言いえなくて
繋つないだ手てぎゅっと握にぎってみる ねえ気付きづいて
まるで 子供こどもみたい 君きみの 無邪気むじゃきな笑顔えがお
そっと刻きざみたい 想おもい出でになってしまうなら

さっきまでは あんなにもはしゃいでたのに
ざわめき遠とおのくたび 何故なぜか無口むくちになって

あと一歩いっぽ近ちかづいたら聞きこえそう
隠かくし切きれない想おもいと このドキドキ

心こころの準備じゅんびなんて まだできてないけど
あのね… (君きみが) わたし… (振ふり向むく)
ずっと君きみのこと

大好だいすき 思おもいきって
大好だいすき やっと言いえたのに
不意打ふいうちの花火はなび 聞きこえてなかったみたい
空そらを 見上みあげてる 少すこし 赤あかい横顔よこがお
咲さいては散ちってく 眩まぶしい光ひかりのせいだよね

一ひとつ 二ふたつ点ともってく線香花火せんこうはなびが
今日きょうの (夏なつの) 終おわり (告つげて)
儚はかなく消きえてく

大好だいすき 言いいたくて
大好だいすき だけが届とどかない
遠回とおまわりの道みち もう少すこし一緒いっしょにいたい
君きみの その声こえも 君きみの そのぬくもりも
そっと刻きざみたい 想おもい出でになってしまうなら