哀かなしい噂うわさを 逃のがれてふたり
流ながれて行いきます どこまでも
最後さいごの最後さいごの 恋こいだから
過去かこを断たち切きり ついて行いく
どうぞ隠かくして 二人ふたりの姿すがた
沁しみる せせらぎ 霧雨きりさめの川かわ
恋こいゆえ誰だれかを 泣なかせた罪つみは
私わたしがひとりで 背負せおいます
あなたにあなたに 寄より添そえば
通かようぬくもり 信しんじます
川かわを飛とび立たつ 水鳥みずどり一羽いちわ
命いのち震ふるえる 霧雨きりさめの川かわ
ふたりの明日あしたが 霞かすんで見みえぬ
生いきては行いけない はぐれたら
飛沫しぶきに飛沫しぶきに 濡ぬれながら
どこへ流ながれる 恋こいの舟ふね
何なにがあろうと 悔くやみはしない
夢ゆめを見みさせて 霧雨きりさめの川かわ
哀kanaしいshii噂uwasaをwo 逃nogaれてふたりretefutari
流nagaれてrete行iきますkimasu どこまでもdokomademo
最後saigoのno最後saigoのno 恋koiだからdakara
過去kakoをwo断taちchi切kiりri ついてtsuite行iくku
どうぞdouzo隠kakuしてshite 二人futariのno姿sugata
沁shiみるmiru せせらぎseseragi 霧雨kirisameのno川kawa
恋koiゆえyue誰dareかをkawo 泣naかせたkaseta罪tsumiはha
私watashiがひとりでgahitoride 背負seoいますimasu
あなたにあなたにanatanianatani 寄yoりri添soえばeba
通kayoうぬくもりunukumori 信shinじますjimasu
川kawaをwo飛toびbi立taつtsu 水鳥mizudori一羽ichiwa
命inochi震furuえるeru 霧雨kirisameのno川kawa
ふたりのfutarino明日ashitaがga 霞kasuんでnde見miえぬenu
生iきてはkiteha行iけないkenai はぐれたらhaguretara
飛沫shibukiにni飛沫shibukiにni 濡nuれながらrenagara
どこへdokohe流nagaれるreru 恋koiのno舟fune
何naniがあろうとgaarouto 悔kuやみはしないyamihashinai
夢yumeをwo見miさせてsasete 霧雨kirisameのno川kawa