ゆっくり 注そそいでゆく
ゆっくり 溢あふれてゆく
ゆっくり ゆっくり 流ながれてゆく
あと一歩いっぽずつ近ちかづいたら
僕ぼくたちは戻もどれない
寂さびしさと退屈たいくつはいつも
同おなじような色いろだから
部屋へやには
匂においも残のこさない
期待きたいは抱いだかない
最後さいごに失うしなうなら
朝焼あさやけの街まちなんて
見みたくはなかった
ひとりぼっち 青あおく冷ひえていく
道端みちばたに捨すてられた人形にんぎょうと同おなじ
僕ぼくは帰かえれない
同おなじ煙草たばこに火ひを着つければ
沈黙ちんもくが流ながれてく
汚よごれたものは戻もどせないこと
本当ほんとうは気きづいてた
いつでも
苛立いらだち傷きずつけて
そのくせ怖こわくなって
優やさしいふりをしてる
錆さび付ついた愛情あいじょうじゃ
どこへもゆけない
二度にどと来こない迎むかえを待まっている
駅前えきまえに捨すてられた自転車じてんしゃと同おなじ
僕ぼくは動うごけない
窓辺まどべに置おいた
果実かじつは腐くさり
許ゆるされていた刻ときを知しる
隠かくせないのは
証拠しょうこじゃなくて
弱よわさだった
朝焼あさやけの街まちなんて
見みたくはなかった
ひとりぼっち 青あおく冷ひえていく
道端みちばたに捨すてられた人形にんぎょうと同おなじ
帰かえれない
錆さび付ついた愛情あいじょうじゃ
どこへもゆけない
二度にどと来こない迎むかえを待まっている
駅前えきまえに捨すてられた自転車じてんしゃと同おなじ
僕ぼくは動うごけない
ゆっくりyukkuri 注sosoいでゆくideyuku
ゆっくりyukkuri 溢afuれてゆくreteyuku
ゆっくりyukkuri ゆっくりyukkuri 流nagaれてゆくreteyuku
あとato一歩ippoずつzutsu近chikaづいたらduitara
僕bokuたちはtachiha戻modoれないrenai
寂sabiしさとshisato退屈taikutsuはいつもhaitsumo
同onaじようなjiyouna色iroだからdakara
部屋heyaにはniha
匂nioいもimo残nokoさないsanai
期待kitaiはha抱idaかないkanai
最後saigoにni失ushinaうならunara
朝焼asayaけのkeno街machiなんてnante
見miたくはなかったtakuhanakatta
ひとりぼっちhitoribotchi 青aoくku冷hiえていくeteiku
道端michibataにni捨suてられたterareta人形ningyouとto同onaじji
僕bokuはha帰kaeれないrenai
同onaじji煙草tabakoにni火hiをwo着tsuければkereba
沈黙chinmokuがga流nagaれてくreteku
汚yogoれたものはretamonoha戻modoせないことsenaikoto
本当hontouはha気kiづいてたduiteta
いつでもitsudemo
苛立iradaちchi傷kizuつけてtsukete
そのくせsonokuse怖kowaくなってkunatte
優yasaしいふりをしてるshiifuriwoshiteru
錆saびbi付tsuいたita愛情aijouじゃja
どこへもゆけないdokohemoyukenai
二度nidoとto来koないnai迎mukaえをewo待maっているtteiru
駅前ekimaeにni捨suてられたterareta自転車jitensyaとto同onaじji
僕bokuはha動ugoけないkenai
窓辺madobeにni置oいたita
果実kajitsuはha腐kusaりri
許yuruされていたsareteita刻tokiをwo知shiるru
隠kakuせないのはsenainoha
証拠syoukoじゃなくてjanakute
弱yowaさだったsadatta
朝焼asayaけのkeno街machiなんてnante
見miたくはなかったtakuhanakatta
ひとりぼっちhitoribotchi 青aoくku冷hiえていくeteiku
道端michibataにni捨suてられたterareta人形ningyouとto同onaじji
帰kaeれないrenai
錆saびbi付tsuいたita愛情aijouじゃja
どこへもゆけないdokohemoyukenai
二度nidoとto来koないnai迎mukaえをewo待maっているtteiru
駅前ekimaeにni捨suてられたterareta自転車jitensyaとto同onaじji
僕bokuはha動ugoけないkenai