人ひとの目めを気きにするほど
肥大ひだいした意識いしきが また今日きょうを生うみ出だした
何者なにものも蔑さげすんだような目めで指ゆびさした
嗤わらう姿見すがたみ
ガソリンの雨あめと拍手はくしゅにまみれ
隠かくされた 父母ちちははのくれた名なは
暗くらがりで叩たたいた指先ゆびさきとリアクションで
バグになるようだ
――もう名前なまえも知しらない――
誰だれもに忘わすれ去さられても
ここで息いきを殺ころしても
傾かたむく軸じくは変かわらないまま
君きみ抜ぬきで世界せかいは回まわるだろう
どれだけ正ただしい軌跡きせきで
誰だれかを蹴落けおとしてみても
届とどかないまま 知しらないままに
割わり当あてられた 札ふだを引ひいた
目めも見みえない着きぐるみを着きりゃ
正味しょうみ 擦すり切きれたレコードのような歌うたで
ご満悦まんえつに
そんな存在そんざいが余あますことなく
バグに変かわっていく
誰だれもに忘わすれ去さられても
ここで息いきを殺ころしても
そんな悲劇ひげきに 値打ねうちなど無ない
もう君きみの明日あすに答こたえはない
どれだけ上塗うわぬりをしても
何なにも変かわりやしないさ
届とどかないまま 知しらないままに
割わり当あてられた 札ふだを引ひいた
人hitoのno目meをwo気kiにするほどnisuruhodo
肥大hidaiしたshita意識ishikiがga またmata今日kyouをwo生uみmi出daしたshita
何者nanimonoもmo蔑sagesuんだようなndayouna目meでde指yubiさしたsashita
嗤waraうu姿見sugatami
ガソリンgasorinのno雨ameとto拍手hakusyuにまみれnimamire
隠kakuされたsareta 父母chichihahaのくれたnokureta名naはha
暗kuraがりでgaride叩tataいたita指先yubisakiとtoリアクションriakusyonでde
バグbaguになるようだninaruyouda
――もうmou名前namaeもmo知shiらないranai――
誰dareもにmoni忘wasuれre去saられてもraretemo
ここでkokode息ikiをwo殺koroしてもshitemo
傾katamuくku軸jikuはha変kaわらないままwaranaimama
君kimi抜nuきでkide世界sekaiはha回mawaるだろうrudarou
どれだけdoredake正tadaしいshii軌跡kisekiでde
誰dareかをkawo蹴落keoとしてみてもtoshitemitemo
届todoかないままkanaimama 知shiらないままにranaimamani
割waりri当aてられたterareta 札fudaをwo引hiいたita
目meもmo見miえないenai着kiぐるみをgurumiwo着kiりゃrya
正味syoumi 擦suりri切kiれたretaレコrekoードdoのようなnoyouna歌utaでde
ごgo満悦manetsuにni
そんなsonna存在sonzaiがga余amaすことなくsukotonaku
バグbaguにni変kaわっていくwatteiku
誰dareもにmoni忘wasuれre去saられてもraretemo
ここでkokode息ikiをwo殺koroしてもshitemo
そんなsonna悲劇higekiにni 値打neuちなどchinado無naいi
もうmou君kimiのno明日asuにni答kotaえはないehanai
どれだけdoredake上塗uwanuりをしてもriwoshitemo
何naniもmo変kaわりやしないさwariyashinaisa
届todoかないままkanaimama 知shiらないままにranaimamani
割waりri当aてられたterareta 札fudaをwo引hiいたita