針の山 歌詞 人間椅子 ふりがな付

独ひとり見知みしらぬ畦あぜ道みち
行いけども行いけども行いけども針はりの山やま
俺おれの穢けがれた臓腑ぞうふを
死しんでる予定よていの母親ははおや貪むさぼって
人ひとを憎にくんだ数かずだけ
犬死いぬじに猫ねこ死じに無駄死むだじに俺おれは死しに
そして針はりの山やまから
血ちだるま火ひだるま俺おれは堕おちてゆく

誰だれか無間地獄むげんじごくから
助たすけて助たすけて助たすけて針はりの山やま
俺おれの奢おごれる舌したをヤットコどっこい閻魔えんまは引ひっこ抜ぬき
愛あいの言葉ことばの数かずだけ
犬死いぬじに猫ねこ死じに無駄死むだじに俺おれは死しに
そして針はりの山やまから
血ちだるま火ひだるま俺おれは堕おちてゆく

もっと光ひかりを求もとめて
戻もどれど戻もどれど戻もどれど針はりの山やま
俺おれの狂くるえる額ひたいを
冥土めいどの使つかいの禿はげ鷹たかついばんで
刺ささる針はりの数かずだけ
犬死いぬじに猫ねこ死じに無駄死むだじに俺おれは死しに
そして針はりの山やまから
血ちだるま火ひだるま俺おれは堕おちてゆく