懐なつかしい匂においが不意ふいに 鼻先はなさきを掠かすめた
「これで終おわりにしよう」
もう何度なんど思おもったろう
歩あるくほど 遠とおざかった 地平線ちへいせん 陽炎かげろう
移うつろう時ときの流ながれに 気後きおくれしそうになる
二に度どと会あえない景色けしきでさえ いつも色いろ褪あせた
だから今いまこの瞬間しゅんかんを 切きり取とって
それぞれの朝あさ 答こたえ探さがしてる
転ころんでまた立たち上あがって
それの繰くり返かえしだろう
誰だれかの所為せいにしてみたって
何なにも変かわらないんだろう
透明とうめいになりたかったあの日ひの僕ぼく
息いきをする度たびに曇くもった レンズ越ごしの世界せかいに
夢ゆめと呼よべば聞きこえはいいが 見みると掴つかむじゃ大違おおちがい
一体いったいどれだけの季節きせつを 踏ふみにじったろう
泥どろにまみれたこの瞬間しゅんかんを 切きり撮とって
それぞれの朝あさ 答こたえ探さがしてる
転ころんでまた立たち上あがって
それの繰くり返かえしだろう
誰だれかの所為せいにしてみたって
何なにも変かわらないんだろう
透明とうめいになりたかったあの日ひの僕ぼく
走はしるほど汚よごれたけど
僕ぼくらの信しんじる道みちを
それぞれの朝あさ 答こたえ探さがしてる
いつか肩かたを叩たたき合あって 君きみと泣なき笑わらいしよう
誰だれかの所為せいにしてみたって 何なにも変かわらないんだろう
何者なにものかになりたかったあの日ひの僕ぼく
懐natsuかしいkashii匂nioいがiga不意fuiにni 鼻先hanasakiをwo掠kasuめたmeta
「これでkorede終oわりにしようwarinishiyou」
もうmou何度nando思omoったろうttarou
歩aruくほどkuhodo 遠tooざかったzakatta 地平線chiheisen 陽炎kagerou
移utsuろうrou時tokiのno流nagaれにreni 気後kiokuれしそうになるreshisouninaru
二ni度doとto会aえないenai景色keshikiでさえdesae いつもitsumo色iro褪aせたseta
だからdakara今imaこのkono瞬間syunkanをwo 切kiりri取toってtte
それぞれのsorezoreno朝asa 答kotaえe探sagaしてるshiteru
転koroんでまたndemata立taちchi上aがってgatte
それのsoreno繰kuりri返kaeしだろうshidarou
誰dareかのkano所為seiにしてみたってnishitemitatte
何naniもmo変kaわらないんだろうwaranaindarou
透明toumeiになりたかったあのninaritakattaano日hiのno僕boku
息ikiをするwosuru度tabiにni曇kumoったtta レンズrenzu越goしのshino世界sekaiにni
夢yumeとto呼yoべばbeba聞kiこえはいいがkoehaiiga 見miるとruto掴tsukaむじゃmuja大違oochigaいi
一体ittaiどれだけのdoredakeno季節kisetsuをwo 踏fuみにじったろうminijittarou
泥doroにまみれたこのnimamiretakono瞬間syunkanをwo 切kiりri撮toってtte
それぞれのsorezoreno朝asa 答kotaえe探sagaしてるshiteru
転koroんでまたndemata立taちchi上aがってgatte
それのsoreno繰kuりri返kaeしだろうshidarou
誰dareかのkano所為seiにしてみたってnishitemitatte
何naniもmo変kaわらないんだろうwaranaindarou
透明toumeiになりたかったあのninaritakattaano日hiのno僕boku
走hashiるほどruhodo汚yogoれたけどretakedo
僕bokuらのrano信shinじるjiru道michiをwo
それぞれのsorezoreno朝asa 答kotaえe探sagaしてるshiteru
いつかitsuka肩kataをwo叩tataきki合aってtte 君kimiとto泣naきki笑waraいしようishiyou
誰dareかのkano所為seiにしてみたってnishitemitatte 何naniもmo変kaわらないんだろうwaranaindarou
何者nanimonoかになりたかったあのkaninaritakattaano日hiのno僕boku