あの人ひとの 船ふねが出でる
日暮ひぐれ桟橋さんばし ひとり残のこされる
いつか別わかれが来くると
知しっていたけれど
優やさしさが 欲ほしかった
ばかな女おんなが 泣なく港みなと
結むすばれた あの夜よるは
沖おきの漁いさり火び 赤あかく揺ゆれていた
命いのちあずけたはずの
恋こいが波なみに散ちる
夢ゆめでした 何なにもかも
今日きょうも女おんなが 泣なく港みなと
追おいすがる 指先ゆびさきに
汽笛きてきひと声こえ しみる波なみの音おと
戻もどるはずない人ひとと
知しっているけれど
待まってても いいですか
ばかな女おんなが 泣なく港みなと
あのano人hitoのno 船funeがga出deるru
日暮higuれre桟橋sanbashi ひとりhitori残nokoされるsareru
いつかitsuka別wakaれがrega来kuるとruto
知shiっていたけれどtteitakeredo
優yasaしさがshisaga 欲hoしかったshikatta
ばかなbakana女onnaがga 泣naくku港minato
結musuばれたbareta あのano夜yoruはha
沖okiのno漁isaりri火bi 赤akaくku揺yuれていたreteita
命inochiあずけたはずのazuketahazuno
恋koiがga波namiにni散chiるru
夢yumeでしたdeshita 何naniもかもmokamo
今日kyouもmo女onnaがga 泣naくku港minato
追oいすがるisugaru 指先yubisakiにni
汽笛kitekiひとhito声koe しみるshimiru波namiのno音oto
戻modoるはずないruhazunai人hitoとto
知shiっているけれどtteirukeredo
待maっててもttetemo いいですかiidesuka
ばかなbakana女onnaがga 泣naくku港minato