年老としおいた王様おうさま この世よを嘆なげき
門もんを閉とじ 塀へいを高たかく築きずいた
王子様おうじさまに言いい聞きかせたの
「ここより他ほかに良いい国くにはない」と
夜よるの森もりで 憧あこがれの精せいが 王子おうじに囁ささやく
「旅立たびだて」と
夜空よぞらの星ほしから降ふる
金きんを探さがしに 知しらない国くにへ
なりたいものになるため
星ほしからの金きんを求もとめ
一人旅ひとりたびに出でるのよ
「道みちは険けわしい」と王様おうさまは言いった
「この城しろにともに留とどまるのだ
お前まえを守まもるため 城しろを閉とざした」
王様おうさまは息子むすこを愛あいしていた
憧あこがれの精せいは もう一度いちど王子おうじに告つげた
「旅立たびだて」と
夜空よぞらの星ほしから降ふる
金きんを探さがしに 世界せかいの果はてヘ
望のぞむように生いきるなら
星ほしからの金きんを求もとめ
一人旅ひとりたびに出でるのよ
愛あいとは 解とき放はなつことよ
愛あいとは 離はなれてあげること
自分じぶんの幸しあわせのためでなく
涙なみだこらえ 伝つたえよう
夜空よぞらの星ほしから降ふる
金きんを探さがしに 知しらない国くにへ
なりたいものになるため
星ほしからの金きんを求もとめ
一人旅ひとりたびに出でてゆくのよ
険けわしい道みちを超こえて
旅たびに出でる
年老toshioいたita王様ousama このkono世yoをwo嘆nageきki
門monをwo閉toじji 塀heiをwo高takaくku築kizuいたita
王子様oujisamaにni言iいi聞kiかせたのkasetano
「ここよりkokoyori他hokaにni良iいi国kuniはないhanai」とto
夜yoruのno森moriでde 憧akogaれのreno精seiがga 王子oujiにni囁sasayaくku
「旅立tabidaてte」とto
夜空yozoraのno星hoshiからkara降fuるru
金kinをwo探sagaしにshini 知shiらないranai国kuniへhe
なりたいものになるためnaritaimononinarutame
星hoshiからのkarano金kinをwo求motoめme
一人旅hitoritabiにni出deるのよrunoyo
「道michiはha険kewaしいshii」とto王様ousamaはha言iったtta
「このkono城shiroにともにnitomoni留todoまるのだmarunoda
おo前maeをwo守mamoるためrutame 城shiroをwo閉toざしたzashita」
王様ousamaはha息子musukoをwo愛aiしていたshiteita
憧akogaれのreno精seiはha もうmou一度ichido王子oujiにni告tsuげたgeta
「旅立tabidaてte」とto
夜空yozoraのno星hoshiからkara降fuるru
金kinをwo探sagaしにshini 世界sekaiのno果haてteヘhe
望nozoむようにmuyouni生iきるならkirunara
星hoshiからのkarano金kinをwo求motoめme
一人旅hitoritabiにni出deるのよrunoyo
愛aiとはtoha 解toきki放hanaつことよtsukotoyo
愛aiとはtoha 離hanaれてあげることreteagerukoto
自分jibunのno幸shiawaせのためでなくsenotamedenaku
涙namidaこらえkorae 伝tsutaえようeyou
夜空yozoraのno星hoshiからkara降fuるru
金kinをwo探sagaしにshini 知shiらないranai国kuniへhe
なりたいものになるためnaritaimononinarutame
星hoshiからのkarano金kinをwo求motoめme
一人旅hitoritabiにni出deてゆくのよteyukunoyo
険kewaしいshii道michiをwo超koえてete
旅tabiにni出deるru