sketchbook 歌詞 楠木ともり ふりがな付

窓まどの外そとには どんな世界せかいが待まってるの?
寝転ねころび君きみに話はなした 私わたしの思おもう私わたし
カーテンを開あけたまま 君きみが眠ねむる時間じかんを待まつ
明日あしたの夢ゆめを歩あるけば いつか飛とべる気きがするの

知しらないことばかり 幼おさない記憶きおく 水面みなも踊おどらす
聞きいて、どうか話はなしを聞きいて
あの子こに会あえるように

月明つきあかりが滲にじむ 夢見心地ゆめみごこちな吐息といきに
何色なにいろを混まぜれば 振ふり向むいてもらえるだろう
華はなやかに埋うめても 飾かざることなく消きえゆく
描えがいた景色けしきは まやかしのまま

眠ねむらずにいて。 君きみは静しずかに目めを瞑つぶる
世界せかいは眩まぶしく回まわり 秒針びょうしんは朝あさを告つげた

透すき通とおる日差ひざしは 部屋へやを甘あまい香かおりで満みたす
聞きいて、どうか話はなしを聞きいて
もう君きみに会あえない?

照てらされた白紙はくしは 皆みなが羨うらやむ輝かがやき
"堪こらえた涙なみだより 流ながした涙なみだの光ひかり"
日々ひび重かさね塗ぬられて 足たりない色いろに気きづくの
描えがいた景色けしきは まやかしのまま

くすんだ思おもい出でも 怖こわがらず筆ふでにとって
好すきな色いろだけでは 彩いろどるには足たりなくて
隙間すきまないパレット 私わたしの自由じゆうの証あかし
描えがきたい景色けしきに 嘘うそはいらないの 約束やくそくをして