やっぱり男おとこはずるいヨ、あんなに優やさしい
ことを言いいながら なにサ、最后さいごには
かわいい奥おくさんの元もとに帰かえって行いくじゃないか……
ああ、いやだいやだ、年としの瀬せなんて、淋さみしくて
死しにたくなっちゃうヨ
いやだね いやだよ 年としの瀬せは
男おとこはみんな 故郷こきょうへ帰かえる
船ふねが憎にくいね 大雪たいせつ丸まるが
まるで私わたしを 仇かたきのように
霧笛むてきが胸むねを つき破やぶる
女おんなは男おとこの 渡船場わたしばさ
吐はき出だす声こえが 吹雪ふぶきに変かわる
客きゃくもまばらな 桟橋さんばし酒場さかば
からみ酒ざけして よされを弾ひけば
よされぬ恋こいが 身みをちぎる
破やぶって暦こよみが 進すすむなら
明日あすにも春はるに 戻もどせるものを
津軽つがるなまりの 海峡かいきょうつばめ
知しっていたなら 教おしえて欲ほしい
切せつない恋こいの 忘わすれ酒ざけ
やっぱりyappari男otokoはずるいhazuruiヨyo、あんなにannani優yasaしいshii
ことをkotowo言iいながらinagara なにnaniサsa、最后saigoにはniha
かわいいkawaii奥okuさんのsanno元motoにni帰kaeってtte行iくじゃないかkujanaika……
ああaa、いやだいやだiyadaiyada、年toshiのno瀬seなんてnante、淋samiしくてshikute
死shiにたくなっちゃうnitakunatchauヨyo
いやだねiyadane いやだよiyadayo 年toshiのno瀬seはha
男otokoはみんなhaminna 故郷kokyouへhe帰kaeるru
船funeがga憎nikuいねine 大雪taisetsu丸maruがga
まるでmarude私watashiをwo 仇katakiのようにnoyouni
霧笛mutekiがga胸muneをwo つきtsuki破yabuるru
女onnaはha男otokoのno 渡船場watashibaさsa
吐haきki出daすsu声koeがga 吹雪fubukiにni変kaわるwaru
客kyakuもまばらなmomabarana 桟橋sanbashi酒場sakaba
からみkarami酒zakeしてshite よされをyosarewo弾hiけばkeba
よされぬyosarenu恋koiがga 身miをちぎるwochigiru
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津軽tsugaruなまりのnamarino 海峡kaikyouつばめtsubame
知shiっていたならtteitanara 教oshiえてete欲hoしいshii
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