雪ゆきの信濃路しなのじ 浅間あさまは遠とおい
故郷くにの結城ゆうきは まだ遠とおい
無事ぶじでおいでか おふくろさんは
偲しのぶ思おもいの 笠かさのかげ
ものの弾はずみで 人情にんじょうがからみ
二に度どの逢瀬おうせが 十じゅう年ねん目め
おさよあの日ひの 男おとこのように
俺おいら男おとこで 通とおしたい
うき世よそっぽの この身みの果はては
どうせ野のざらし 雨あまざらし
どこへ飛とぼうと 承知しょうちの上うえよ
呼よんでくれるな 背せなのこえ
雪yukiのno信濃路shinanoji 浅間asamaはha遠tooいi
故郷kuniのno結城yuukiはha まだmada遠tooいi
無事bujiでおいでかdeoideka おふくろさんはofukurosanha
偲shinoぶbu思omoいのino 笠kasaのかげnokage
もののmonono弾hazuみでmide 人情ninjouがからみgakarami
二ni度doのno逢瀬ouseがga 十juu年nen目me
おさよあのosayoano日hiのno 男otokoのようにnoyouni
俺oiらra男otokoでde 通tooしたいshitai
うきuki世yoそっぽのsoppono このkono身miのno果haてはteha
どうせdouse野noざらしzarashi 雨amaざらしzarashi
どこへdokohe飛toぼうとbouto 承知syouchiのno上ueよyo
呼yoんでくれるなndekureruna 背seなのこえnanokoe