窓まどから差さした月明つきあかり
幻まぼろしのような君きみは
青白あおじろい闇やみに浮うかんで
近ちかづくほどに霞かすんでく
脆もろく儚はかない夢ゆめに ただ
ひざまずいて身みを捧ささげた
確たしかに得えられるものなど
果はたしてこの世界せかいに あるのか
まだ僕ぼくは知しらない
小ちいさく震ふるえる唇くちびる
聞きき取とれぬほどの声こえで
君きみは燃もえる心こころを告つげた
きりのない渇かわきの中なかを
激はげしく求もとめながら その名なを
祈いのるように呼よんでた
吐息といきが尽つきた静しずけさに
眼差まなざしで語かたるのは もう
それ以外いがいが要いらない世界せかい
窓madoからkara差saしたshita月明tsukiaかりkari
幻maboroshiのようなnoyouna君kimiはha
青白aojiroいi闇yamiにni浮uかんでkande
近chikaづくほどにdukuhodoni霞kasuんでくndeku
脆moroくku儚hakanaいi夢yumeにni ただtada
ひざまずいてhizamazuite身miをwo捧sasaげたgeta
確tashiかにkani得eられるものなどrarerumononado
果haたしてこのtashitekono世界sekaiにni あるのかarunoka
まだmada僕bokuはha知shiらないranai
小chiiさくsaku震furuえるeru唇kuchibiru
聞kiきki取toれぬほどのrenuhodono声koeでde
君kimiはha燃moえるeru心kokoroをwo告tsuげたgeta
きりのないkirinonai渇kawaきのkino中nakaをwo
激hageしくshiku求motoめながらmenagara そのsono名naをwo
祈inoるようにruyouni呼yoんでたndeta
吐息toikiがga尽tsuきたkita静shizuけさにkesani
眼差manazaしでshide語kataるのはrunoha もうmou
それsore以外igaiがga要iらないranai世界sekai