愚者の楽園 歌詞 人間椅子 ふりがな付

何なにも持もたないことって
きっと素敵すてきなことさ
家いえや車くるまや財産ざいさん
たぶん愛あいもそうだろう
金かねの亡者もうじゃたちなら
ここにうじゃうじゃいるぜ
いつも損そんしちゃないかと
人ひとを呪のろってばかり

持もてば持もった分ぶんだけ
カルマだけが増ふえる
そうさ
騙だまし合あい 憎にくみ合あい
まるで地獄じごくじゃないか

愚者ぐしゃの楽園らくえんは きっと来くる
貧者ひんじゃの花園はなぞのは やがて来くる
ハレルヤ

すべて捨すてちまえれば
もっと楽たのしいはずさ
夢ゆめを見みている赤子あかご
眠ねむる老人ろうじんのように
針はりの目め処どをらくだが
通とおり抜ぬけるっていうぜ
欲よくに眩くらんでいたら
それも見みえないだろが

欲ほしい欲ほしいでくたばり
輪廻りんね一ひとつ増ふえる
そうさ
逃にげられず どこも行いけず
まるで奴隷どれいじゃないか

愚者ぐしゃの楽園らくえんは きっと来くる
貧者ひんじゃの花園はなぞのは やがて来くる
ハレルヤ

心こころだけが知しっている
心こころだけが覚おぼえている
永遠えいえんへと至いたる道みち

苦くるしみのない
日ひの沈しずまない
ニルヴァーナ

愚者ぐしゃの楽園らくえんは きっと来くる
貧者ひんじゃの花園はなぞのは やがて来くる
ハレルヤ

ハレルヤ