末すえの松波まつなみ 東ひがしは海うみよ
吹ふいてくれるな 潮風しおかぜよ
風かぜに吹ふかれりゃ 松まつの葉はさえも
オヤこぼれ松葉まつばに なって落おちる
お色黒いろくろいは 磯原いそはら生うまれ
風かぜに吹ふかれた 潮風しおかぜに
泣ないてくれるな なぎさの千鳥ちどり
オヤ末すえの松波まつなみゃ 風かぜさらし
潮しおは引ひき潮しお まだ月つきゃ出でない
出でれば東ひがしが 白しろくなる
夜明よあけ千鳥ちどりか あの鳴なく声こえは
おや便たより少すくない 声こえばかり
末sueのno松波matsunami 東higashiはha海umiよyo
吹fuいてくれるなitekureruna 潮風shiokazeよyo
風kazeにni吹fuかれりゃkarerya 松matsuのno葉haさえもsaemo
オヤoyaこぼれkobore松葉matsubaにni なってnatte落oちるchiru
おo色黒irokuroいはiha 磯原isohara生uまれmare
風kazeにni吹fuかれたkareta 潮風shiokazeにni
泣naいてくれるなitekureruna なぎさのnagisano千鳥chidori
オヤoya末sueのno松波matsunamiゃxya 風kazeさらしsarashi
潮shioはha引hiきki潮shio まだmada月tsukiゃxya出deないnai
出deればreba東higashiがga 白shiroくなるkunaru
夜明yoaけke千鳥chidoriかka あのano鳴naくku声koeはha
おやoya便tayoりri少sukuないnai 声koeばかりbakari