振ふりいでたるスズムシは コイスルモノを想おもいながら
きっと眠ねむれる森もりの傍そばへ いつもめぐれる時ときのままで
弐番鳥にばんどりが 偽いつわりのあいを奏かなでるみたいに
繰くり返かえすさよならの場面ばめん 積つみ上あげる真夜中まよなかの破片はへん
行いき場所ばしょのない小鳥ことりたちが 明日あすを祈いのるように
太陽たいようの眠ねむる場所ばしょへ帰かえっていってそしてひとりになった
キミが憂鬱ゆううつな色いろを重かさねたせいで
そしてひとりになった
その手てに その声こえに 包つつまれたくて
この手てで この声こえで 暖あたためたくて
繋つないだ指ゆびを風かぜがほどいた
ねえキミは 優やさしい目めで 今出口いまでぐちを探さがしてるの?
甘あまい記憶きおくがこぼれ落おちていく
行いかないで行いかないで
遮さえぎるように響ひびきだすメロディ
振ふりいでたるスズムシは コイスルモノを想おもいながら
キミに伝つたえたかった事ことはたくさんあったはずなのに
心こころの隙間埋すきまうめることなんて何一なにひとつもできないままで
どうでもいい言葉達ことばたちの粒つぶをキミにそっとばらまいて
そしてひとりになった
その手てに その声こえに 包つつまれたくて
この手てで この声こえで 暖あたためたくて
かじかんだ指ゆびに風かぜがすり抜ぬけた
ねえ。キミは今いまどこで冬ふゆの気配感けはいかんじてるの?
甘あまい記憶きおくを月つきが照てらすように
行いかないで行いかないで
言いえなかった言葉映ことばうつしだすの
振fuりいでたるriidetaruスズムシsuzumushiはha コイスルモノkoisurumonoをwo想omoいながらinagara
きっとkitto眠nemuれるreru森moriのno傍sobaへhe いつもめぐれるitsumomegureru時tokiのままでnomamade
弐番鳥nibandoriがga 偽itsuwaりのあいをrinoaiwo奏kanaでるみたいにderumitaini
繰kuりri返kaeすさよならのsusayonarano場面bamen 積tsuみmi上aげるgeru真夜中mayonakaのno破片hahen
行iきki場所basyoのないnonai小鳥kotoriたちがtachiga 明日asuをwo祈inoるようにruyouni
太陽taiyouのno眠nemuるru場所basyoへhe帰kaeっていってそしてひとりになったtteittesoshitehitorininatta
キミkimiがga憂鬱yuuutsuなna色iroをwo重kasaねたせいでnetaseide
そしてひとりになったsoshitehitorininatta
そのsono手teにni そのsono声koeにni 包tsutsuまれたくてmaretakute
このkono手teでde このkono声koeでde 暖atataめたくてmetakute
繋tsunaいだida指yubiをwo風kazeがほどいたgahodoita
ねえneeキミkimiはha 優yasaしいshii目meでde 今出口imadeguchiをwo探sagaしてるのshiteruno?
甘amaいi記憶kiokuがこぼれgakobore落oちていくchiteiku
行iかないでkanaide行iかないでkanaide
遮saegiるようにruyouni響hibiきだすkidasuメロディmerodi
振fuりいでたるriidetaruスズムシsuzumushiはha コイスルモノkoisurumonoをwo想omoいながらinagara
キミkimiにni伝tsutaえたかったetakatta事kotoはたくさんあったはずなのにhatakusanattahazunanoni
心kokoroのno隙間埋sukimauめることなんてmerukotonante何一nanihitoつもできないままでtsumodekinaimamade
どうでもいいdoudemoii言葉達kotobatachiのno粒tsubuをwoキミkimiにそっとばらまいてnisottobaramaite
そしてひとりになったsoshitehitorininatta
そのsono手teにni そのsono声koeにni 包tsutsuまれたくてmaretakute
このkono手teでde このkono声koeでde 暖atataめたくてmetakute
かじかんだkajikanda指yubiにni風kazeがすりgasuri抜nuけたketa
ねえnee。キミkimiはha今imaどこでdokode冬fuyuのno気配感kehaikanじてるのjiteruno?
甘amaいi記憶kiokuをwo月tsukiがga照teらすようにrasuyouni
行iかないでkanaide行iかないでkanaide
言iえなかったenakatta言葉映kotobautsuしだすのshidasuno