私わたしじゃなくても回まわる世界せかいだった
特別とくべつじゃないことに気付きづいたんだ
周まわりの視線めが気きになるのに
誰だれにも見みえない私わたしは
まるで捨すて猫ねこの様ように全すべてが敵てきだと睨にらみ
傷付きずつくことに怯おびえた
私わたしを見みつけて
「おいで。」
あなたのその手てにそっと抱だき寄よせられたその時とき
空からっぽだった心こころが濡ぬれた
“此処ここにいてもいい”と言いわれた気きがして
いつしかあなたを好すきになったの
“待まて”と言いわれればいつまでも待まつわ
“よし”と言いわれなきゃエサも無なしでいい
本当ほんとうの愛あいじゃなくたっていいよ
それでもこのまま隣となりに
まるで飼かい猫ねこの様ように私わたしもなれたらいいのに
あなた無なしじゃ生いきられない
それでもいいから
“染そめて。”
あなたの好このみに
いっそ私わたしじゃなくなるくらい
嫌きらいだった自分じぶんにさよなら
あなた「好すき」と言いってくれる私わたしなら
少すこしは自分じぶんを好すきになれるの
私watashiじゃなくてもjanakutemo回mawaるru世界sekaiだったdatta
特別tokubetsuじゃないことにjanaikotoni気付kiduいたんだitanda
周mawaりのrino視線meがga気kiになるのにninarunoni
誰dareにもnimo見miえないenai私watashiはha
まるでmarude捨suてte猫nekoのno様youにni全subeてがtega敵tekiだとdato睨niraみmi
傷付kizutsuくことにkukotoni怯obiえたeta
私watashiをwo見miつけてtsukete
「おいでoide。」
あなたのそのanatanosono手teにそっとnisotto抱daきki寄yoせられたそのseraretasono時toki
空karaっぽだったppodatta心kokoroがga濡nuれたreta
“此処kokoにいてもいいniitemoii”とto言iわれたwareta気kiがしてgashite
いつしかあなたをitsushikaanatawo好suきになったのkininattano
“待maてte”とto言iわれればいつまでもwarerebaitsumademo待maつわtsuwa
“よしyoshi”とto言iわれなきゃwarenakyaエサesaもmo無naしでいいshideii
本当hontouのno愛aiじゃなくたっていいよjanakutatteiiyo
それでもこのままsoredemokonomama隣tonariにni
まるでmarude飼kaいi猫nekoのno様youにni私watashiもなれたらいいのにmonaretaraiinoni
あなたanata無naしじゃshija生iきられないkirarenai
それでもいいからsoredemoiikara
“染soめてmete。”
あなたのanatano好konoみにmini
いっそisso私watashiじゃなくなるくらいjanakunarukurai
嫌kiraいだったidatta自分jibunにさよならnisayonara
あなたanata「好suきki」とto言iってくれるttekureru私watashiならnara
少sukoしはshiha自分jibunをwo好suきになれるのkininareruno