日没にちぼつが近付ちかづけば
底そこ知しれぬようなさみしさが
影かげのように付ついてきて
心こころがまたおかしくなるよ
見みえない 聞きこえない
目めを閉とじ浮うかべる
あなたの背中せなかを
染そめ上あげた夕陽ゆうひの赤色あかいろ
取とり憑つかれて 我われを忘わすれ
それほどに愛あいするなら
間違まちがえても仕方しかたないよ
命いのちなど揺ゆらめく炎ほのお
自分じぶんなんて何処どこにも
見当みあたらないのは知しってた
求もとめられるわりには
空からっぽだと身みに堪こたえた
綺麗きれいなものたち
いずれは去さりゆく
それならわかってる
とてもわかり過すぎるからこそ
構かまわないで 逃のがれながら
凍こごえる身体からだよこして
溢あふれ返かえる悲かなしみなら
この胸むねに流ながしてしまえ
日没nichibotsuがga近付chikaduけばkeba
底soko知shiれぬようなさみしさがrenuyounasamishisaga
影kageのようにnoyouni付tsuいてきてitekite
心kokoroがまたおかしくなるよgamataokashikunaruyo
見miえないenai 聞kiこえないkoenai
目meをwo閉toじji浮uかべるkaberu
あなたのanatano背中senakaをwo
染soめme上aげたgeta夕陽yuuhiのno赤色akairo
取toりri憑tsuかれてkarete 我wareをwo忘wasuれre
それほどにsorehodoni愛aiするならsurunara
間違machigaえてもetemo仕方shikataないよnaiyo
命inochiなどnado揺yuらめくrameku炎honoo
自分jibunなんてnante何処dokoにもnimo
見当miaたらないのはtaranainoha知shiってたtteta
求motoめられるわりにはmerareruwariniha
空karaっぽだとppodato身miにni堪kotaえたeta
綺麗kireiなものたちnamonotachi
いずれはizureha去saりゆくriyuku
それならわかってるsorenarawakatteru
とてもわかりtotemowakari過suぎるからこそgirukarakoso
構kamaわないでwanaide 逃nogaれながらrenagara
凍kogoえるeru身体karadaよこしてyokoshite
溢afuれre返kaeるru悲kanaしみならshiminara
このkono胸muneにni流nagaしてしまえshiteshimae