思おもい出でたどれば 悲かなしいだけと
分わかっていても もう一度いちど
あなたに抱だかれた この部屋へやで
今日きょうも聞きいてる 虫むし時雨しぐれ…
ひとり手酌てじゃくの 未練酒みれんざけです
未練酒みれんざけです 長月ながつきの宿やど
あの日ひが最後さいごの 逢瀬おうせだなんて
会あえなくなって 知しりました
あなたと渡わたった 赤あかい橋はし
添そえぬ仲なかでも よかったの…
忘わすれられずに 未練みれん旅たびです
未練みれん旅たびです 長月ながつきの宿やど
茜あかねに染そまった 夜明よあけの空そらを
山鳥やまどりさえも 二に羽わでゆく
あなたは今いまでは 遠とおいひと
なんでぐずるか 残のこり火びよ…
朝あさの湯船ゆぶねで 未練みれん流ながした
未練みれん流ながした 長月ながつきの宿やど
思omoいi出deたどればtadoreba 悲kanaしいだけとshiidaketo
分waかっていてもkatteitemo もうmou一度ichido
あなたにanatani抱daかれたkareta このkono部屋heyaでde
今日kyouもmo聞kiいてるiteru 虫mushi時雨shigure…
ひとりhitori手酌tejakuのno 未練酒mirenzakeですdesu
未練酒mirenzakeですdesu 長月nagatsukiのno宿yado
あのano日hiがga最後saigoのno 逢瀬ouseだなんてdanante
会aえなくなってenakunatte 知shiりましたrimashita
あなたとanatato渡wataったtta 赤akaいi橋hashi
添soえぬenu仲nakaでもdemo よかったのyokattano…
忘wasuれられずにrerarezuni 未練miren旅tabiですdesu
未練miren旅tabiですdesu 長月nagatsukiのno宿yado
茜akaneにni染soまったmatta 夜明yoaけのkeno空soraをwo
山鳥yamadoriさえもsaemo 二ni羽waでゆくdeyuku
あなたはanataha今imaではdeha 遠tooいひとihito
なんでぐずるかnandeguzuruka 残nokoりri火biよyo…
朝asaのno湯船yubuneでde 未練miren流nagaしたshita
未練miren流nagaしたshita 長月nagatsukiのno宿yado