ひとり鍵かぎを開あけて あなたを待まつのも慣なれたものね
安やすいアルコールで 乾かわいた唇くちびる 潤うるおしてる
恋煩こいわずらいに呆あきれながら 夢見ゆめみる少女しょうじょになった私わたし
夜よるの帳とばりがふたりを隠かくすから 怖こわくない
街まちの灯あかりたちに 帰かえってゆく人ひと 帰かえらない人ひと
きっとあなたを待まつ灯あかりは 夜通よどおし灯ともってるのね
鏡かがみに映うつるふたりはもう 涙なみだが無意味むいみなことと知しって
ほんの小ちいさな幸しあわせを探さがしては 抱だきよせた
「いつか旅たびに出でよう,僕ぼくらも知しらない遠とおくの街まちへ」
「そうね,窓まどの外そとに海うみが見みえる部屋へやがあればいいわ」
恋煩こいわずらいに呆あきれながら 夢見ゆめみる少女しょうじょになった私わたし
夜よるの帳とばりがふたりを隠かくすから 怖こわくない
鏡かがみに映うつるふたりはもう 涙なみだが無意味むいみなことと知しって
ほんの小ちいさな幸しあわせを探さがしては 抱だきよせた
ひとりhitori鍵kagiをwo開aけてkete あなたをanatawo待maつのもtsunomo慣naれたものねretamonone
安yasuいiアルコarukoールruでde 乾kawaいたita唇kuchibiru 潤uruoしてるshiteru
恋煩koiwazuraいにini呆akiれながらrenagara 夢見yumemiるru少女syoujoになったninatta私watashi
夜yoruのno帳tobariがふたりをgafutariwo隠kakuすからsukara 怖kowaくないkunai
街machiのno灯akaりたちにritachini 帰kaeってゆくtteyuku人hito 帰kaeらないranai人hito
きっとあなたをkittoanatawo待maつtsu灯akaりはriha 夜通yodooしshi灯tomoってるのねtterunone
鏡kagamiにni映utsuるふたりはもうrufutarihamou 涙namidaがga無意味muimiなこととnakototo知shiってtte
ほんのhonno小chiiさなsana幸shiawaせをsewo探sagaしてはshiteha 抱daきよせたkiyoseta
「いつかitsuka旅tabiにni出deようyou,僕bokuらもramo知shiらないranai遠tooくのkuno街machiへhe」
「そうねsoune,窓madoのno外sotoにni海umiがga見miえるeru部屋heyaがあればいいわgaarebaiiwa」
恋煩koiwazuraいにini呆akiれながらrenagara 夢見yumemiるru少女syoujoになったninatta私watashi
夜yoruのno帳tobariがふたりをgafutariwo隠kakuすからsukara 怖kowaくないkunai
鏡kagamiにni映utsuるふたりはもうrufutarihamou 涙namidaがga無意味muimiなこととnakototo知shiってtte
ほんのhonno小chiiさなsana幸shiawaせをsewo探sagaしてはshiteha 抱daきよせたkiyoseta