無機むき質しつな日々ひびの端はしで生いきていた 退屈たいくつばっか蔓延はびこった毎日まいにち
ひとりきりギター抱だきかかえたまま 幼おさない夢ゆめそっと隠かくしていた
君きみは気きまぐれに現あらわれて あやふやな口笛くちぶえふいて
何一なにひとつ嘘うそない顔かおで 背中せなか押おしてくれた
何度なんど転ころんだって 私わたし何度なんども歌うたうから
君きみの声こえ 思おもい出だせれば ほら笑わらえるんだ
爪先つまさきが示しめす 未来みらいでまた会あえるように
ふわっと舞まう風かぜに この歌うた灯ともそう
ネオンが踊おどる駅前えきまえの交差点こうさてん 馴染なじめないね 目めを伏ふして歩あるく
夢ゆめの匂においが混まじる都会とかいの夜よる 「明日あすの自分じぶんは、何者なにものになれるの?」
楽たのしいことばかりじゃないね 孤独こどくに暮くれる夜よるもあるね
君きみも新あたらしい場所ばしょで戦たたかっているのかな
何度なんど泣ないたって 私わたし何度なんども歌うたうから
たった一枚いちまいの写真しゃしんあれば 笑わらえるんだ
もし君きみも今いま 寂さびしさにうずくまってたら
どうかこの歌うたを 思おもい出だしてほしい
落おちてゆく時間じかんの砂すなは 決けっして待まってくれることはないから
悔くやしさに泣ないた日々ひびの分ぶんだけ 君きみを想おもう 強つよくなれる気きがした
それでも本当ほんとうは 不安ふあんで仕方しかたがないんだよ
でも憧あこがれていた世界せかいでまた会あえるように
あの場所ばしょへ走はしるよ
何度なんど転ころんだって 私わたし何度なんども歌うたうから
銀ぎんの羽はね広ひろげ 飛とび立たち ほら笑わらってみた
背伸せのびしながら 自分じぶんらしさ探さがせたら
ふわっと舞まう夢ゆめを 抱だいて歌うたうの
無機muki質shitsuなna日々hibiのno端hashiでde生iきていたkiteita 退屈taikutsuばっかbakka蔓延habikoったtta毎日mainichi
ひとりきりhitorikiriギタgitaー抱daきかかえたままkikakaetamama 幼osanaいi夢yumeそっとsotto隠kakuしていたshiteita
君kimiはha気kiまぐれにmagureni現arawaれてrete あやふやなayafuyana口笛kuchibueふいてfuite
何一nanihitoつtsu嘘usoないnai顔kaoでde 背中senaka押oしてくれたshitekureta
何度nando転koroんだってndatte 私watashi何度nandoもmo歌utaうからukara
君kimiのno声koe 思omoいi出daせればsereba ほらhora笑waraえるんだerunda
爪先tsumasakiがga示shimeすsu 未来miraiでまたdemata会aえるようにeruyouni
ふわっとfuwatto舞maうu風kazeにni このkono歌uta灯tomoそうsou
ネオンneonがga踊odoるru駅前ekimaeのno交差点kousaten 馴染najiめないねmenaine 目meをwo伏fuしてshite歩aruくku
夢yumeのno匂nioいがiga混maじるjiru都会tokaiのno夜yoru 「明日asuのno自分jibunはha、何者nanimonoになれるのninareruno?」
楽tanoしいことばかりじゃないねshiikotobakarijanaine 孤独kodokuにni暮kuれるreru夜yoruもあるねmoarune
君kimiもmo新ataraしいshii場所basyoでde戦tatakaっているのかなtteirunokana
何度nando泣naいたってitatte 私watashi何度nandoもmo歌utaうからukara
たったtatta一枚ichimaiのno写真syashinあればareba 笑waraえるんだerunda
もしmoshi君kimiもmo今ima 寂sabiしさにうずくまってたらshisaniuzukumattetara
どうかこのdoukakono歌utaをwo 思omoいi出daしてほしいshitehoshii
落oちてゆくchiteyuku時間jikanのno砂sunaはha 決kextuしてshite待maってくれることはないからttekurerukotohanaikara
悔kuyaしさにshisani泣naいたita日々hibiのno分bunだけdake 君kimiをwo想omoうu 強tsuyoくなれるkunareru気kiがしたgashita
それでもsoredemo本当hontouはha 不安fuanでde仕方shikataがないんだよganaindayo
でもdemo憧akogaれていたreteita世界sekaiでまたdemata会aえるようにeruyouni
あのano場所basyoへhe走hashiるよruyo
何度nando転koroんだってndatte 私watashi何度nandoもmo歌utaうからukara
銀ginのno羽hane広hiroげge 飛toびbi立taちchi ほらhora笑waraってみたttemita
背伸senoびしながらbishinagara 自分jibunらしさrashisa探sagaせたらsetara
ふわっとfuwatto舞maうu夢yumeをwo 抱daいてite歌utaうのuno