雨あめの酒場さかばで 耳みみにする
うしろ髪がみひく おまえの噂うわさ
腹はらにおさめた 笑わらいもどこへ
酔よって切せつない 手酌てじゃく酒ざけ
十じゅうにひとつの 思おもいやり
十じゅうを越こえての 不義理ふぎりの多おおさ
バカな奴やつにも 面子めんつはあって
なんで今いまさら 逢あえるやら
青あおい落おち葉ばの 散ちりいそぎ
春はるを無駄むだには しないでおくれ
しずく払はらって 駆かけ出だす露地ろじに
肩かたも寂さびしい 影法師かげぼうし
雨ameのno酒場sakabaでde 耳mimiにするnisuru
うしろushiro髪gamiひくhiku おまえのomaeno噂uwasa
腹haraにおさめたniosameta 笑waraいもどこへimodokohe
酔yoってtte切setsuないnai 手酌tejaku酒zake
十juuにひとつのnihitotsuno 思omoいやりiyari
十juuをwo越koえてのeteno 不義理fugiriのno多ooさsa
バカbakaなna奴yatsuにもnimo 面子mentsuはあってhaatte
なんでnande今imaさらsara 逢aえるやらeruyara
青aoいi落oちchi葉baのno 散chiりいそぎriisogi
春haruをwo無駄mudaにはniha しないでおくれshinaideokure
しずくshizuku払haraってtte 駆kaけke出daすsu露地rojiにni
肩kataもmo寂sabiしいshii 影法師kageboushi