北きたに流ながれる 狩野川かのがわを
ゆけば浴衣ゆかたの 裾すそが舞まう
恋こいしい逢あいたい あの人ひとだから
思おもいだすたび 涙なみだがポロリ
小梢こずえ隠かくれに 伊豆いずの夕月ゆうづき
あやめ小路こうじの 下駄げたの音おと
ここは湯ゆの町まち 湯ゆのけむり
にぎわう夜道よみちを 私わたしはひとり
守まもり袋ぶくろの ナギの葉はポロリ
未練みれんひきずる 伊豆いずの夕月ゆうづき
宿やどの湯船ゆぶねの 片かたすみで
白しろい素肌すはだが ふるえます
女おんなのさだめと あきらめましょか
いつか来くる春はる 夢ゆめみてポロリ
明日あすを照てらして 伊豆いずの夕月ゆうづき
北kitaにni流nagaれるreru 狩野川kanogawaをwo
ゆけばyukeba浴衣yukataのno 裾susoがga舞maうu
恋koiしいshii逢aいたいitai あのano人hitoだからdakara
思omoいだすたびidasutabi 涙namidaがgaポロリporori
小梢kozue隠kakuれにreni 伊豆izuのno夕月yuuduki
あやめayame小路koujiのno 下駄getaのno音oto
ここはkokoha湯yuのno町machi 湯yuのけむりnokemuri
にぎわうnigiwau夜道yomichiをwo 私watashiはひとりhahitori
守mamoりri袋bukuroのno ナギnagiのno葉haポロリporori
未練mirenひきずるhikizuru 伊豆izuのno夕月yuuduki
宿yadoのno湯船yubuneのno 片kataすみでsumide
白shiroいi素肌suhadaがga ふるえますfuruemasu
女onnaのさだめとnosadameto あきらめましょかakiramemasyoka
いつかitsuka来kuるru春haru 夢yumeみてmiteポロリporori
明日asuをwo照teらしてrashite 伊豆izuのno夕月yuuduki