知床しれとこの岬みさきに ハナマスの咲さく頃ころ
思おもい出だしておくれ 俺おれたちの事ことを
飲のんで騒さわいで 丘おかに登のぼれば
はるかクナシリに白夜びゃくやはあける
旅たびの情じょうか 酔よう程ほどにさまよい
浜はまに出でてみれば 月つきは照てる波なみの上うえ
今宵こよいこそ君きみを だきしめんと
岩陰いわかげによれば ピリカが笑わらう
別わかれの日ひは来きた ラウスの村むらにも
君きみは出でていく 峠とうげをこえて
忘わすれちゃいやだよ
気きまぐれカラスさん
私わたしを泣なかすな 白しろいかもよ
白しろいかもめよ
知床shiretokoのno岬misakiにni ハナマスhanamasuのno咲saくku頃koro
思omoいi出daしておくれshiteokure 俺oreたちのtachino事kotoをwo
飲noんでnde騒sawaいでide 丘okaにni登noboればreba
はるかharukaクナシリkunashiriにni白夜byakuyaはあけるhaakeru
旅tabiのno情jouかka 酔yoうu程hodoにさまよいnisamayoi
浜hamaにni出deてみればtemireba 月tsukiはha照teるru波namiのno上ue
今宵koyoiこそkoso君kimiをwo だきしめんとdakishimento
岩陰iwakageによればniyoreba ピリカpirikaがga笑waraうu
別wakaれのreno日hiはha来kiたta ラウスrausuのno村muraにもnimo
君kimiはha出deていくteiku 峠tougeをこえてwokoete
忘wasuれちゃいやだよrechaiyadayo
気kiまぐれmagureカラスkarasuさんsan
私watashiをwo泣naかすなkasuna 白shiroいかもよikamoyo
白shiroいかもめよikamomeyo