坂道さかみち沿ぞいに続つづく 花はなの色いろ 空そらの彼方かなたに
貴方あなたの揺ゆらぐ背せを 振ふれる髪かみを 思おもい出だす日和ひより
一撮ひとつまみ程度ていどの 勇気ゆうきだって 在あったのならば
伝つたえられたのかな 心こころの隅すみ 窄すぼむ気持きもちを
ねぇ
本当ほんとうなら 寄より添そって 同おなじ時ときを 受うけ入いれて
もっと もっと 淡あわい色いろで 満みたしたいのに
春はるうらら 心こころの穴あな 一片いっぺんの 花弁かべん哀あわれみ舞まい
もう止とめてよ 私わたしは未まだ 弱よわい抜ぬけ殻がらだから
願ねがうから 裏切うらぎられる そんな勘違かんちがいを生うんで
高嶺たかねの花はなは 誰だれかに 摘つみ取とられてく
遠とおい空そらまで延のびた
飛行機雲ひこうきぐも、指ゆびでなぞった
不安ふあんで細ほそくなる
私わたしの心こころ、映うつすかの様ようね
それ以来いらい 未来みらいに頼たよりなく 延のびる気持きもちを
どうか どうか 春はるの風かぜよ、吹ふき去さってよ
なごり雪ゆき 陽ひの光ひかりも 雲くもの形かたち 空そらの藍あいも
もう明日あしたには 変かわり果はてて 次つぎの景色けしきを魅みせる
其それならば この想おもいも 辛つらいなんて 言葉ことばさえも
時ときの流ながれに 拭ぬぐわれて 薄うすれるかなぁ
浮うかばれぬ想おもいが 重かさなった 重かさなった
浮うかばれぬ想おもいが 重かさなった 重かさなった
貴方あなたの笑顔えがおと 重かさなってしまったんだ
春はるの唄うた 貴方あなたが見みる 世界せかいを私わたしも隣となりで
見みてみたかった そんな春はるの夢ゆめだから
春はるうらら 陽ひの光ひかりも 一片いっぺんの 花弁かべんさえも
貴方あなたの背せも 未いまだ私わたしの 心こころに咲さき続つづける
其それならば この手振てぶりって 戻もどらない事ことを願ねがって
記憶きおくなんて 世界せかいから 消けし去さってよ
そう考かんがえるには 丁度ちょうど良よい日和ひよりだ
坂道sakamichi沿zoいにini続tsuduくku 花hanaのno色iro 空soraのno彼方kanataにni
貴方anataのno揺yuらぐragu背seをwo 振fuれるreru髪kamiをwo 思omoいi出daすsu日和hiyori
一撮hitotsumaみmi程度teidoのno 勇気yuukiだってdatte 在aったのならばttanonaraba
伝tsutaえられたのかなeraretanokana 心kokoroのno隅sumi 窄suboむmu気持kimoちをchiwo
ねぇnee
本当hontouならnara 寄yoりri添soってtte 同onaじji時tokiをwo 受uけke入iれてrete
もっとmotto もっとmotto 淡awaいi色iroでde 満miたしたいのにtashitainoni
春haruうららurara 心kokoroのno穴ana 一片ippenのno 花弁kaben哀awaremi舞mai
もうmou止toめてよmeteyo 私watashiはha未maだda 弱yowaいi抜nuけke殻garaだからdakara
願negaうからukara 裏切uragiられるrareru そんなsonna勘違kanchigaいをiwo生uんでnde
高嶺takaneのno花hanaはha 誰dareかにkani 摘tsuみmi取toられてくrareteku
遠tooいi空soraまでmade延noびたbita
飛行機雲hikoukigumo、指yubiでなぞったdenazotta
不安fuanでde細hosoくなるkunaru
私watashiのno心kokoro、映utsuすかのsukano様youねne
それsore以来irai 未来miraiにni頼tayoりなくrinaku 延noびるbiru気持kimoちをchiwo
どうかdouka どうかdouka 春haruのno風kazeよyo、吹fuきki去saってよtteyo
なごりnagori雪yuki 陽hiのno光hikariもmo 雲kumoのno形katachi 空soraのno藍aiもmo
もうmou明日ashitaにはniha 変kaわりwari果haててtete 次tsugiのno景色keshikiをwo魅miせるseru
其soれならばrenaraba このkono想omoいもimo 辛tsuraいなんてinante 言葉kotobaさえもsaemo
時tokiのno流nagaれにreni 拭nuguわれてwarete 薄usuれるかなぁrerukanaa
浮uかばれぬkabarenu想omoいがiga 重kasaなったnatta 重kasaなったnatta
浮uかばれぬkabarenu想omoいがiga 重kasaなったnatta 重kasaなったnatta
貴方anataのno笑顔egaoとto 重kasaなってしまったんだnatteshimattanda
春haruのno唄uta 貴方anataがga見miるru 世界sekaiをwo私watashiもmo隣tonariでde
見miてみたかったtemitakatta そんなsonna春haruのno夢yumeだからdakara
春haruうららurara 陽hiのno光hikariもmo 一片ippenのno 花弁kabenさえもsaemo
貴方anataのno背seもmo 未imaだda私watashiのno 心kokoroにni咲saきki続tsuduけるkeru
其soれならばrenaraba このkono手振teburiってtte 戻modoらないranai事kotoをwo願negaってtte
記憶kiokuなんてnante 世界sekaiからkara 消keしshi去saってよtteyo
そうsou考kangaえるにはeruniha 丁度choudo良yoいi日和hiyoriだda