君だけがいない冬 歌詞 城南海 ふりがな付

暮くれかかる 都会まちに降ふる
雪ゆきがキラキラ光ひかるのは
逢あいたくて 逢あえなくて
涙なみだにじむから

信号待しんごうまちの交差点こうさてん 名前呼なまえよぶ声こえ
ふいに聞きこえたようで
空そらを見上みあげたよ

涙雪なみだゆき 冷つめたく降ふるのに あたたかいんだね
君きみだけがいない冬ふゆのなか、歩あるいてる

贈おくりもの いそいそと
誰だれかのために探さがすのも
｢しあわせ｣と呼よぶんだと
今いまさら気きがつく

イブに向むかう街並まちなみ 人ひとは色いろめき
白しろく積つもる恋こいしさ
君きみは遠とおくなる

涙雪なみだゆき かじかんだ胸むねで そっと溶とけてく
泣なかないで一人冬ひとりふゆのなか、笑わらって

別離わかれれゆく運命うんめいより
一緒いっしょにいた、その奇跡きせき
そのほほえみ そのぬくもり
ぜんぶ抱だきしめよう

涙雪なみだゆき 冷つめたく降ふるのに あたたかいんだね
君きみだけがいない冬ふゆのなか

涙雪なみだゆき かじかんだ胸むねで そっと溶とけてく
泣なかないで一人冬ひとりふゆのなか、涙拭なみだふいて、行いこう…