いつもは誰だれもいない堤防ていぼうに登のぼった
夜よるが映うつる 黒くろい水面すいめん
君きみがボソッと言いうけど うまく聞きこえないんだ
ドウンと響ひびいて 弾はじける光ひかり
ぼくのことなら心配しんぱいないよ
君きみらしく 君きみでいて
二人ふたりで見みたその花火はなびは 水みずの輪わのように広ひろがって
きっとこれでフィナーレだよって 君きみが言いうたび
花火はなびはまたあがるんだ
花火はなび色いろに染そまる君きみの白しろい浴衣ゆかた
風かぜに混まじった火薬かやくの匂におい
あともう少すこしで届とどくかもよ
君きみ一人ひとりで もうとべるよ
手てを伸のばしたら触ふれそうだな 夢ゆめも花火はなびもそこにあるのに
あっという間まに闇やみの中なかへ 眩まぶしい光ひかりは吸すい込こまれ消きえた
君きみとぼくの時間じかんが止とまる
二人ふたりで見みたその花火はなびは いくつもいくつも折おり重かさなって
君きみとぼくと 願ねがいと不安ふあんも
全部ぜんぶ包つつんだ 呼吸こきゅうもできないくらい
全部ぜんぶ包つつんだ 呼吸こきゅうもできないくらい
いつもはitsumoha誰dareもいないmoinai堤防teibouにni登noboったtta
夜yoruがga映utsuるru 黒kuroいi水面suimen
君kimiがgaボソッbosoxtuとto言iうけどukedo うまくumaku聞kiこえないんだkoenainda
ドウンdounとto響hibiいてite 弾hajiけるkeru光hikari
ぼくのことならbokunokotonara心配shinpaiないよnaiyo
君kimiらしくrashiku 君kimiでいてdeite
二人futariでde見miたそのtasono花火hanabiはha 水mizuのno輪waのようにnoyouni広hiroがってgatte
きっとこれでkittokoredeフィナfinaーレreだよってdayotte 君kimiがga言iうたびutabi
花火hanabiはまたあがるんだhamataagarunda
花火hanabi色iroにni染soまるmaru君kimiのno白shiroいi浴衣yukata
風kazeにni混maじったjitta火薬kayakuのno匂nioいi
あともうatomou少sukoしでshide届todoくかもよkukamoyo
君kimi一人hitoriでde もうとべるよmoutoberuyo
手teをwo伸noばしたらbashitara触fuれそうだなresoudana 夢yumeもmo花火hanabiもそこにあるのにmosokoniarunoni
あっというattoiu間maにni闇yamiのno中nakaへhe 眩mabuしいshii光hikariはha吸suいi込koまれmare消kiえたeta
君kimiとぼくのtobokuno時間jikanがga止toまるmaru
二人futariでde見miたそのtasono花火hanabiはha いくつもいくつもikutsumoikutsumo折oりri重kasaなってnatte
君kimiとぼくとtobokuto 願negaいとito不安fuanもmo
全部zenbu包tsutsuんだnda 呼吸kokyuuもできないくらいmodekinaikurai
全部zenbu包tsutsuんだnda 呼吸kokyuuもできないくらいmodekinaikurai