雪ゆきがパラパラ降ふる その夜よるは
故郷くにと地吹雪じふぶき 三味しゃみの音おと
オヤジ唄うたった よされとあいや
夜汽車よぎしゃ泣なく音おと 津軽つがるの情なさけ
あいや よされ
嫁よめに行いったか あの娘こはとっく
あいや よされ
風かぜよ流ながすな 面影おもかげ景色げしき
雪ゆきが溶とけてく 岩木いわきの尾根おねに
春はるを知しらせて 飛とぶ鳥とりと
婆ばあさま聞きかせた じょんがら節ぶしで
春はるを迎むかえる 津軽つがるの春はるを
十三湖じゅうさん 港みなと
海うみの波なみさえ うたた寝ねしてる
竜飛たっぴ 海峡かいきょう
風かぜよ流ながすな 津軽つがるの風かぜよ
雪ゆきが教おしえた 厳きびしさ寒さむさ
生いきて行いくゆえ 三味しゃみ技わざと
ゴザに座すわって 弾ひいたと聞きいた
凍こごえ死しぬ様ような 寒さむさの中なかで
津軽つがる 情話じょうわ
情なさけなくして 津軽つがるは住すめぬ
夢ゆめが 明日あした
風かぜよ流ながすな 情じょうよ風かぜよ
雪yukiがgaパラパラparapara降fuるru そのsono夜yoruはha
故郷kuniとto地吹雪jifubuki 三味syamiのno音oto
オヤジoyaji唄utaったtta よされとあいやyosaretoaiya
夜汽車yogisya泣naくku音oto 津軽tsugaruのno情nasaけke
あいやaiya よされyosare
嫁yomeにni行iったかttaka あのano娘koはとっくhatokku
あいやaiya よされyosare
風kazeよyo流nagaすなsuna 面影omokage景色geshiki
雪yukiがga溶toけてくketeku 岩木iwakiのno尾根oneにni
春haruをwo知shiらせてrasete 飛toぶbu鳥toriとto
婆baaさまsama聞kiかせたkaseta じょんがらjongara節bushiでde
春haruをwo迎mukaえるeru 津軽tsugaruのno春haruをwo
十三湖juusan 港minato
海umiのno波namiさえsae うたたutata寝neしてるshiteru
竜飛tappi 海峡kaikyou
風kazeよyo流nagaすなsuna 津軽tsugaruのno風kazeよyo
雪yukiがga教oshiえたeta 厳kibiしさshisa寒samuさsa
生iきてkite行iくゆえkuyue 三味syami技wazaとto
ゴザgozaにni座suwaってtte 弾hiいたとitato聞kiいたita
凍kogoえe死shiぬnu様youなna 寒samuさのsano中nakaでde
津軽tsugaru 情話jouwa
情nasakeなくしてnakushite 津軽tsugaruはha住suめぬmenu
夢yumeがga 明日ashita
風kazeよyo流nagaすなsuna 情jouよyo風kazeよyo