津軽平野(木造田植唄入り)'07 歌詞 吉幾三 ふりがな付

♪春はる来くれば 田たぜき 小しょうぜきサ 水みずァコ出でる
どじょっコ かじかっコ 喜よろこんで 喜よろこんで
『春はるが来きたな』と思おもうベナ
『春はるが来きたな』と思おもうベナ コリャ コリャ

津軽平野つがるへいやに 雪降ゆきふる頃ころはヨ
親父おどう一人ひとりで 出稼でかせぎ支度じたく
春はるにゃかならず 親父おやじは帰かえる
土産みやげいっぱい ぶらさげてヨ
淋さびしくなるけど なれたや親父おやじ

十三じゅうそう湊みなとは 西風にしかぜ強つよくて
夢ゆめも凍こおれる 吹雪ふぶきの夜更よふけ
降ふるな 降ふるなよ 津軽つがるの雪ゆきよ
春はるが今年ことしも 遅おそくなるよ
ストーブ列車れっしゃよ 逢あいたや親父おやじ

山やまの雪解ゆきどけ 花はな咲さく頃ころはヨ
母かあちゃんやけにヨ そわそわするネ
いつも じょんがら 大おおきな声こえで
親父おやじ歌うたって 汽車きしゃからおりる
お岩木山いわきやまヨ みえたか親父おやじ

お岩木山いわきやまヨ みえたか親父おやじ