波なみのうねりを 恐おそれもせずに
沖おきに向むかって 泳およぐ少年しょうねん
まぶしく眺ながめ 若わかくないさと
浜辺はまべの椅子いすに 体からだあずける
未来みらいを抱いだき 肌はだを染そめあげ
情熱じょうねつのまま 駆かけた日ひもある
今いまは静しずかな 流木りゅうぼくになり
打うちあげられて 懐なつかしむだけ
やさしくなれたらいい やさしくなれたらいい
ほんのわずかでも 旅たびの終おわりでも
砕くだける波なみと 闘たたかいながら
少年しょうねんの影かげ はるかに遠とおく
私わたしの声こえは 届とどくはずない
私わたしの声こえは 届とどくはずない
水平線すいへいせんに 傾かたむきかけた
夕陽ゆうひを目指めざし 進すすむ少年しょうねん
太陽たいようの中なか 飛とび込こむように
つきることない しぶきをあげて
きらめく赤あかは 沈しずむ夕陽ゆうひか
それとも彼かれの 燃もえる想おもいか
気き恥はずかしさが ふいにこみあげ
過去かこの自分じぶんに 問といかけてみる
やさしくなれたらいい やさしくなれたらいい
人ひとは知しらぬまに おごるものだから
やがて夕陽ゆうひは 海うみにかくれて
少年しょうねんもまた 波なみにかすんで
こんな小ちいさな 命いのちに気きづく
こんな小ちいさな 命いのちに気きづく
やさしくなれたらいい やさしくなれたらいい
波namiのうねりをnouneriwo 恐osoれもせずにremosezuni
沖okiにni向muかってkatte 泳oyoぐgu少年syounen
まぶしくmabushiku眺nagaめme 若wakaくないさとkunaisato
浜辺hamabeのno椅子isuにni 体karadaあずけるazukeru
未来miraiをwo抱idaきki 肌hadaをwo染soめあげmeage
情熱jounetsuのままnomama 駆kaけたketa日hiもあるmoaru
今imaはha静shizuかなkana 流木ryuubokuになりninari
打uちあげられてchiagerarete 懐natsuかしむだけkashimudake
やさしくなれたらいいyasashikunaretaraii やさしくなれたらいいyasashikunaretaraii
ほんのわずかでもhonnowazukademo 旅tabiのno終oわりでもwaridemo
砕kudaけるkeru波namiとto 闘tatakaいながらinagara
少年syounenのno影kage はるかにharukani遠tooくku
私watashiのno声koeはha 届todoくはずないkuhazunai
私watashiのno声koeはha 届todoくはずないkuhazunai
水平線suiheisenにni 傾katamuきかけたkikaketa
夕陽yuuhiをwo目指mezaしshi 進susuむmu少年syounen
太陽taiyouのno中naka 飛toびbi込koむようにmuyouni
つきることないtsukirukotonai しぶきをあげてshibukiwoagete
きらめくkirameku赤akaはha 沈shizuむmu夕陽yuuhiかka
それともsoretomo彼kareのno 燃moえるeru想omoいかika
気ki恥haずかしさがzukashisaga ふいにこみあげfuinikomiage
過去kakoのno自分jibunにni 問toいかけてみるikaketemiru
やさしくなれたらいいyasashikunaretaraii やさしくなれたらいいyasashikunaretaraii
人hitoはha知shiらぬまにranumani おごるものだからogorumonodakara
やがてyagate夕陽yuuhiはha 海umiにかくれてnikakurete
少年syounenもまたmomata 波namiにかすんでnikasunde
こんなkonna小chiiさなsana 命inochiにni気kiづくduku
こんなkonna小chiiさなsana 命inochiにni気kiづくduku
やさしくなれたらいいyasashikunaretaraii やさしくなれたらいいyasashikunaretaraii