霧きりけむる瓦斯がす灯とうの火ひが
君きみの瞳ひとみの涙なみだを照てらすものすべて灰色はいいろの街まち
ぬぎ捨すてた靴くつだけ紅あかいよ 「死しにましょう」
ため息いきまじりの冗談じょうだんに
「死しねないよ」 年月ねんげつだけがあとずさる
舞姫まいひめ舞姫まいひめ 都会とかいの夜よるを今いま 駆かけ巡めぐる
恋こいという名なの舞踏会ぶとうかい
舞姫まいひめ 君きみは手足てあしが 舞姫まいひめ そう折おれるまで
踊おどりつづけるつもりだね
鞄かばんへと夢ゆめをつめこみ 君きみは来きた
このみぞれ街まち 三日後みっかごに東京湾とうきょうわんから
吹ふく風かぜに髪かみも凍こごえた 「愛あいしましょう」
心こころを絞しぼって叫さけんでも
「愛あいせないよ」 顔かおをそむける人ひとばかり
舞姫まいひめ舞姫まいひめはじめて君きみを見みた
居酒屋いざかやで涙なみだ相手あいてに踊おどってたね
舞姫まいひめ 不幸ふこうは女おんなを 舞姫まいひめ 美うつくしくする
男おとこをそこにくぎづける
透すき通とおる硝子がらすの肌はだを抱だきしめて
あたためたかった でもそれが優やさしさなのか
愛あいなのかわからぬままに「死しにましょう」 女おんなの瞳ひとみの切きっ尖とがりに
「死しねないよ」 淋さびしさだけが押おし黙だまる
舞姫まいひめ舞姫まいひめ君きみの寝床ねどこにレモンを置おいて
今夜こんや遠とおくに旅立たびだつよ
舞姫まいひめ 人ひとは死しぬまで 舞姫まいひめ 運命うんめいという
糸いとにひかれて踊おどるのさ
舞姫まいひめ 人ひとは死しぬまで 舞姫まいひめ 運命うんめいという
糸いとにひかれて踊おどるのさ
霧kiriけむるkemuru瓦斯gasu灯touのno火hiがga
君kimiのno瞳hitomiのno涙namidaをwo照teらすものすべてrasumonosubete灰色haiiroのno街machi
ぬぎnugi捨suてたteta靴kutsuだけdake紅akaいよiyo 「死shiにましょうnimasyou」
ためtame息ikiまじりのmajirino冗談joudanにni
「死shiねないよnenaiyo」 年月nengetsuだけがあとずさるdakegaatozusaru
舞姫maihime舞姫maihime 都会tokaiのno夜yoruをwo今ima 駆kaけke巡meguるru
恋koiというtoiu名naのno舞踏会butoukai
舞姫maihime 君kimiはha手足teashiがga 舞姫maihime そうsou折oれるまでrerumade
踊odoりつづけるつもりだねritsudukerutsumoridane
鞄kabanへとheto夢yumeをつめこみwotsumekomi 君kimiはha来kiたta
このみぞれkonomizore街machi 三日後mikkagoにni東京湾toukyouwanからkara
吹fuくku風kazeにni髪kamiもmo凍kogoえたeta 「愛aiしましょうshimasyou」
心kokoroをwo絞shiboってtte叫sakeんでもndemo
「愛aiせないよsenaiyo」 顔kaoをそむけるwosomukeru人hitoばかりbakari
舞姫maihime舞姫maihimeはじめてhajimete君kimiをwo見miたta
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舞姫maihime 不幸fukouはha女onnaをwo 舞姫maihime 美utsukuしくするshikusuru
男otokoをそこにくぎづけるwosokonikugidukeru
透suきki通tooるru硝子garasuのno肌hadaをwo抱daきしめてkishimete
あたためたかったatatametakatta でもそれがdemosorega優yasaしさなのかshisananoka
愛aiなのかわからぬままにnanokawakaranumamani「死shiにましょうnimasyou」 女onnaのno瞳hitomiのno切kiっxtu尖togariにni
「死shiねないよnenaiyo」 淋sabiしさだけがshisadakega押oしshi黙damaるru
舞姫maihime舞姫maihime君kimiのno寝床nedokoにniレモンremonをwo置oいてite
今夜konya遠tooくにkuni旅立tabidaつよtsuyo
舞姫maihime 人hitoはha死shiぬまでnumade 舞姫maihime 運命unmeiというtoiu
糸itoにひかれてnihikarete踊odoるのさrunosa
舞姫maihime 人hitoはha死shiぬまでnumade 舞姫maihime 運命unmeiというtoiu
糸itoにひかれてnihikarete踊odoるのさrunosa