絶たえ間まなく縊くびれる
止とめ処ところなく零こぼれる
禁断きんだんの果実かじつは紅あかく
ヨコシマに溺おぼれる
フシダラに乱みだれる
快楽かいらくの扉とびらを叩たたく
熱あつき深ふかき蕾つぼみの疼うずき
迷まよい惑まどい戸惑とまどう吐息といき
刻きざみつけし目覚めざめの儀式ぎしき
微かすかな痛いたみ
与あたえてやるさ今宵こよい おまえだけに
舞まい散ちる花はなびらは罪つみの香かおり
与あたえてやるさ今宵こよい おまえだけに
くちづけより甘あまく囁ささやく
かりそめの言葉ことばは媚薬びやく
馨かぐわしく蕩とろける
狂くるおしく悶もだえる
指先ゆびさきでなぞる輪郭りんかく
背徳はいとくに高鳴たかなる
その胸むねに高たかまる
穢けがれなき羞恥しゅうちに足掻あがく
絡からめとられ茨いばらの蔓かずらで
二度にどと戻もどれないのが運命うんめい
回まわれ踊おどれこの手ての中なかで
泡沫うたかたの夢ゆめ
与あたえてやるさ今宵こよい おまえだけに
最高さいこうの悦よろこび 消きえない咎とが
与あたえてやるさ今宵こよい おまえだけに
愛あいよりも激はげしく酔よわせて
誘さそう堕天使だてんしの宴えん
絶taえe間maなくnaku縊kubiれるreru
止toめme処tokoroなくnaku零koboれるreru
禁断kindanのno果実kajitsuはha紅akaくku
ヨコシマyokoshimaにni溺oboれるreru
フシダラfushidaraにni乱midaれるreru
快楽kairakuのno扉tobiraをwo叩tataくku
熱atsuきki深fukaきki蕾tsubomiのno疼uzuきki
迷mayoいi惑madoいi戸惑tomadoうu吐息toiki
刻kizaみつけしmitsukeshi目覚mezaめのmeno儀式gishiki
微kasuかなkana痛itaみmi
与ataえてやるさeteyarusa今宵koyoi おまえだけにomaedakeni
舞maいi散chiるru花hanaびらはbiraha罪tsumiのno香kaoりri
与ataえてやるさeteyarusa今宵koyoi おまえだけにomaedakeni
くちづけよりkuchidukeyori甘amaくku囁sasayaくku
かりそめのkarisomeno言葉kotobaはha媚薬biyaku
馨kaguwaしくshiku蕩toroけるkeru
狂kuruおしくoshiku悶modaえるeru
指先yubisakiでなぞるdenazoru輪郭rinkaku
背徳haitokuにni高鳴takanaるru
そのsono胸muneにni高takaまるmaru
穢kegaれなきrenaki羞恥syuuchiにni足掻agaくku
絡karaめとられmetorare茨ibaraのno蔓kazuraでde
二度nidoとto戻modoれないのがrenainoga運命unmei
回mawaれre踊odoれこのrekono手teのno中nakaでde
泡沫utakataのno夢yume
与ataえてやるさeteyarusa今宵koyoi おまえだけにomaedakeni
最高saikouのno悦yorokoびbi 消kiえないenai咎toga
与ataえてやるさeteyarusa今宵koyoi おまえだけにomaedakeni
愛aiよりもyorimo激hageしくshiku酔yoわせてwasete
誘sasoうu堕天使datenshiのno宴en