つながる、ウンメイ 歌詞 浪江女子発組合 ふりがな付

あの日ひ途切とぎれてしまった レールの向むこう側がわ
置おいてきた 思おもい出でに会あいに行いこう

窓まどの外そと流ながれるいつもの景色けしき
見みるともなし見みてた陽ひだまりの席せき
それはまるで永遠えいえんみたいな優やさしい記憶きおく
くりかえし思おもい出だしながら 心こころで話はなしかけてた
改札かいさつの前まえ 手てを振ふりあったね 元気げんきでいますか?

いつか川辺かわべから見上みあげた四し月がつの花火はなび 賑にぎやかな夜よるの空気くうき
今いまでもふっと蘇よみがえるんだ 桜さくら舞まう君きみとの季節きせつ

運命うんめいが動うごき出だす 新あたらしい光ひかりを連つれて
懐なつかしさも未来形みらいけいに繋つながってくね
幸しあわせが花はな開ひらく 凍いてついた日々ひびにさよなら
会あいに行いくよ「ただいま」って言いうんだ 待まっててね

何年なんねんか振ぶりに買かった乗車券じょうしゃけん
言葉ことばにしなくても伝つたわってくる
時間じかんも距離きょりもなかったみたいに打うちとけあえて
すべりこむホームの匂においが 「おかえり」って言いってくれるよ
並ならんだ文字もじの 日付ひづけひとつさえ 笑顔えがおになれるね

きっと祈いのりにも似にてたの今夜こんやの花火はなび それは約束やくそくの未来みらい
どこにいたって忘わすれなかった 胸むねのなか鮮あざやかなまま

運命うんめいが集つどい出だす お互たがいの思おもいを連つれて
点てんと点てんを 再ふたたび線せんで繋つなぐように
幸しあわせが実みを結むすぶ 待まちわびた今いまにありがとう
この景色けしきがわたしの原点げんてんで、道みちしるべ

変かわらないもの、変かわりゆくもの、全部ぜんぶ
ちゃんと抱だきしめてたいよ 見失みうしなわないように
空そらに舞まう花はなびらと 眩まぶしさに目めを細ほそめながら
包つつまれる 包つつみこむ 同おなじ時ときのなか

運命うんめいが動うごき出だす 新あたらしい光ひかりを連つれて
懐なつかしさも 未来形みらいけいに繋つながってくね
幸しあわせが実みを結むすぶ 待まちわびた今いまにありがとう
この景色けしきがわたしの原点げんてんで、道みちしるべ

あの日ひ途切とぎれてしまった レールの向むこう側そば
また会あえた 君きみと見みる春はる花火はなび