灯あかりにじんだ 裏通うらどおり
人ひとが恋こいしい 雨あめの夜よる
話はなし相手あいての お客きゃくもいない
肩かたを寄よせあう あんたもいない
あぁさみしいね……
未練みれんとまり木ぎ 独酌ひとり酒ざけ
世話せわになったと 置手紙おきてがみ
どこへ流ながれて 行いったやら
あんた十八番おはこの 演歌えんかが沁しみる
隙間すきまだらけの 心こころに沁しみる
あぁせつないね……
偲しのぶおもかげ 独酌ひとり酒ざけ
なみだ拭ふいたら 思おもい出でも
すべり落おちそな 不幸ふこう指ゆび
ここで酔よいどれ 帰かえりを待まつわ
命いのちあるまで あんたを待まつわ
あぁ逢あいたいね……
夢ゆめを抱だきしめ 独酌ひとり酒ざけ
灯akaりにじんだrinijinda 裏通uradooりri
人hitoがga恋koiしいshii 雨ameのno夜yoru
話hanaしshi相手aiteのno おo客kyakuもいないmoinai
肩kataをwo寄yoせあうseau あんたもいないantamoinai
あぁさみしいねaasamishiine……
未練mirenとまりtomari木gi 独酌hitori酒zake
世話sewaになったとninattato 置手紙okitegami
どこへdokohe流nagaれてrete 行iったやらttayara
あんたanta十八番ohakoのno 演歌enkaがga沁shiみるmiru
隙間sukimaだらけのdarakeno 心kokoroにni沁shiみるmiru
あぁせつないねaasetsunaine……
偲shinoぶおもかげbuomokage 独酌hitori酒zake
なみだnamida拭fuいたらitara 思omoいi出deもmo
すべりsuberi落oちそなchisona 不幸fukou指yubi
ここでkokode酔yoいどれidore 帰kaeりをriwo待maつわtsuwa
命inochiあるまでarumade あんたをantawo待maつわtsuwa
あぁaa逢aいたいねitaine……
夢yumeをwo抱daきしめkishime 独酌hitori酒zake