津軽つがる吹雪ふぶきが 地ちを這はう夜よるは
バチを叩たたけば 三味しゃみが泣なく
惚ほれて泣なかすな 振ふられて泣なくな
津軽つがる訛なまりを 織おり込こんで
うたうひと節ふし 汗あせがとぶ
津軽つがるの 津軽つがるの 津軽つがるの
アイヤ…お前めだばおとこ前まえ
寒さむさしのぎに 地酒じざけを冷ひやで
腹はらで熱燗あつかん あばれ酒ざけ
おんなごころを くすぐるように
津軽つがる訛なまりを 織おり込こんで
指ゆびであやつる 三味しゃみの糸いと
津軽つがるの 津軽つがるの 津軽つがるの
アイヤ…お前まえだばおとこ前まえ
我慢がまんしてたら 季節きせつも変かわる
風かぜの匂においも また変かわる
白しろいリンゴの 花はな咲さく頃ころに
津軽つがる訛なまりを 織おり込こんで
逢あいに来こいやと 口説くどかれる
津軽つがるの 津軽つがるの 津軽つがるの
アイヤ…お前まえだばおとこ前まえ
津軽tsugaru吹雪fubukiがga 地chiをwo這haうu夜yoruはha
バチbachiをwo叩tataけばkeba 三味syamiがga泣naくku
惚hoれてrete泣naかすなkasuna 振fuられてrarete泣naくなkuna
津軽tsugaru訛namaりをriwo 織oりri込koんでnde
うたうひとutauhito節fushi 汗aseがとぶgatobu
津軽tsugaruのno 津軽tsugaruのno 津軽tsugaruのno
アイヤaiya…おo前meだばおとこdabaotoko前mae
寒samuさしのぎにsashinogini 地酒jizakeをwo冷hiyaでde
腹haraでde熱燗atsukan あばれabare酒zake
おんなごころをonnagokorowo くすぐるようにkusuguruyouni
津軽tsugaru訛namaりをriwo 織oりri込koんでnde
指yubiであやつるdeayatsuru 三味syamiのno糸ito
津軽tsugaruのno 津軽tsugaruのno 津軽tsugaruのno
アイヤaiya…おo前maeだばおとこdabaotoko前mae
我慢gamanしてたらshitetara 季節kisetsuもmo変kaわるwaru
風kazeのno匂nioいもimo またmata変kaわるwaru
白shiroいiリンゴringoのno 花hana咲saくku頃koroにni
津軽tsugaru訛namaりをriwo 織oりri込koんでnde
逢aいにini来koいやとiyato 口説kudoかれるkareru
津軽tsugaruのno 津軽tsugaruのno 津軽tsugaruのno
アイヤaiya…おo前maeだばおとこdabaotoko前mae