bananafish story 歌詞 カフカ ふりがな付

東京とうきょうの街まち 憧あこがれてた生活せいかつに慣なれたって
こんなはずだったっけ
センター街がい 吸すい込こまれていく
肥大ひだいした欲望よくぼうに魚さかなは群むらがって
愛憎あいぞう劇げきにもなりはしない 僕ぼくたちの群像ぐんぞうに
ディストーション足たすように
政治家せいじかはよだれにまみれた
拡声器かくせいきで幸福こうふくを約束やくそくしてくれるよ

ヘッドフォンで耳みみ塞ふさいだって聞きこえた
うるさいな うるせえな
期待きたいしたってどうせ裏切うらぎられる
本当ほんとうは呼吸こきゅう困難こんなんで溺おぼれそう
助たすけてよ 助たすけてよ
行いく宛ずつのない僕ぼくたちを
ああ バナナフィッシュは泳およいでる
何なにも知しらずに

18で失なくした彼女かのじょは
身体からだを売うったって別べつに病やまないようで
人生じんせいの価値かちを決きめるなら
3万まんじゃ高たかいなってなんとなく知しっていた

浴槽よくそうで死しんだふりして探さがした
生いきる意味いみ 生いきる価値かち
痛いたみだけが知しっている気きがして
もったいぶって股もも開ひらいたって眠ねむいだけ
ANNA SUI も Vivienne も
本当ほんとうは欲ほしくも無ないのに
ああ 馬鹿ばかみたいだな
少すこしだけ満みたされたんだ

ヘッドフォンで耳みみ塞ふさいだって聞きこえた
うるさいな うるせえな
期待きたいしたってどうせ裏切うらぎられる
本当ほんとうは呼吸こきゅう困難こんなんで溺おぼれそう
助たすけてよ 助たすけてよ
行いく宛あてのない僕ぼくたちを
ああ バナナフィッシュは泳およいでる
何なにも知しらずに