山やまに山やま霧きり 川かわ知しらず
川かわに川霧かわぎり 山やま知しらず
結むすぶえにしの ないままに
思おもい通かよわす 旅たびの空そら
ひとり流ながれる 落おち葉ば舟ぶね
岸きしの尾花おばなの 手招てまねきを
受うけて交かわした 恋こいもある
今いまはあの娘こも しあわせと
うわさ淀よどみの 水みずすまし
さだめ哀かなしい 落おち葉ば舟ぶね
いちど枝えだから 離はなれたら
戻もどりたくても 戻もどれない
流ながれ流ながれて まだ未練みれん
意地いじが涙なみだを 通とおせんぼ
明日あすを夢見ゆめみる 落おち葉ば舟ぶね
山yamaにni山yama霧kiri 川kawa知shiらずrazu
川kawaにni川霧kawagiri 山yama知shiらずrazu
結musuぶえにしのbuenishino ないままにnaimamani
思omoいi通kayoわすwasu 旅tabiのno空sora
ひとりhitori流nagaれるreru 落oちchi葉ba舟bune
岸kishiのno尾花obanaのno 手招temaneきをkiwo
受uけてkete交kaわしたwashita 恋koiもあるmoaru
今imaはあのhaano娘koもmo しあわせとshiawaseto
うわさuwasa淀yodoみのmino 水mizuすましsumashi
さだめsadame哀kanaしいshii 落oちchi葉ba舟bune
いちどichido枝edaからkara 離hanaれたらretara
戻modoりたくてもritakutemo 戻modoれないrenai
流nagaれre流nagaれてrete まだmada未練miren
意地ijiがga涙namidaをwo 通tooせんぼsenbo
明日asuをwo夢見yumemiるru 落oちchi葉ba舟bune