天使がいない日 歌詞 小松未可子 ふりがな付

朝あさ 目めが覚さめたら
ベッドから起おきられなくなっていた
本当ほんとうはこのまま
目覚めざめたくなんかなかった
毛布もうふをかぶって かたく眼めをつぶって
膝ひざをまるめ ひとり泣ないた

燃もえつきたい
天使てんしがいない日々ひびに
始はじまれない
悔くやしさ 夢ゆめのあとさき
絶望ぜつぼうの崖がけっぷち 裸足はだしで立たってる気きがした
綱渡つなわたりの白しろいワンピース

白しろから黒くろへと
裏目うらめにでていくオセロゲーム
黒鳥こくちょうの誕生たんじょう?
翔とぶこともできないのに
毛布もうふの中なかが 私わたしだけの世界せかい
はねのけるの 追おいつめられて

壊こわれるなら
残のこさずひとおもいに
壊こわれちゃえば
次つぎへと忘わすれていける?
半端はんぱな気持きもちと カサブタ剥はがしてしみる
笑わらえるくらいの向むかい風かぜだった

私わたしは賭かけていた ひと筋すじの光ひかりに
いつか翼つばさをつかまえる

燃もえつきたい
天使てんしがいない日々ひびに
始はじまりたい
吠ほえる黒猫くろねこみたいに
絶望ぜつぼうの崖がけっぷち 裸足はだしで歩あるき始はじめた
綱渡つなわたりで 白しろいギリギリのワンピース