キャンパス小町こまちの君きみは歩あるく 小こ胸むねで楽譜がくふを抱かかえてた
レモネードの眼め まだミラーボールが残のこってる
エレベーター仕掛しかけの季節きせつは巡めぐる
スカーフの風かぜ 別わかれの髪型かみがた
飛とばされてった彼女かのじょは帰かえらない
平仮名ひらがなで書かく 喫茶店きっさてんは真昼まひる
思おもい出話でばなし 俺おれは角砂糖かくざとうを噛かみ砕くだいた
十二月じゅうにがつに俺おれは生いきる
景色けしきの中なかに溶とけ消きえた 向日葵ひまわりの君きみが漂ただよう
白しろい呼吸こきゅう 夏なつを吸すい込こみ、曇くもり硝子がらす
モーゼよろしく 女学生じょがくせい徒との群むれ、割われ 俺おれ一人ひとり佇たたずむ
冬ふゆの朝あさ 頬紅ほおべに色いろの車両しゃりょうが流ながれる
降ふり出だした銀紙ぎんがみが張はり付ついた窓まど
メジャーセヴン混まじりの暮くれぬ鼻歌はなうた
歌うたえなくなった彼女かのじょはもういない
兎うさぎの化粧けしょう 施ほどこした屋根やね 眺ながめていると
日ひが射さし摩天楼まてんろうの影かげで濡ぬれた
十二月じゅうにがつに俺おれは生いきる
水溜みずたまり飛とび越こえながら踊おどる君きみが零こぼれてくる
今いま、駄目だめだと呟つぶやいても 枯からすグラス
キャンパスを歩あるいてく 楽譜がくふを抱だきしめたまま
君きみが笑わらうパノラマの風景ふうけい それは俺おれの知しらない風景ふうけい
十二月じゅうにがつに俺おれは生いきる
景色けしきの中なかに溶とけ消きえた 向日葵ひまわりの君きみが漂ただよう
白しろい呼吸こきゅう 夏なつを吸すい込こみ、曇くもり硝子がらす
キャンパスkyanpasu小町komachiのno君kimiはha歩aruくku 小ko胸muneでde楽譜gakufuをwo抱kakaえてたeteta
レモネremoneードdoのno眼me まだmadaミラmiraーボboールruがga残nokoってるtteru
エレベerebeータtaー仕掛shikaけのkeno季節kisetsuはha巡meguるru
スカsukaーフfuのno風kaze 別wakaれのreno髪型kamigata
飛toばされてったbasaretetta彼女kanojoはha帰kaeらないranai
平仮名hiraganaでde書kaくku 喫茶店kissatenはha真昼mahiru
思omoいi出話debanashi 俺oreはha角砂糖kakuzatouをwo噛kaみmi砕kudaいたita
十二月juunigatsuにni俺oreはha生iきるkiru
景色keshikiのno中nakaにni溶toけke消kiえたeta 向日葵himawariのno君kimiがga漂tadayoうu
白shiroいi呼吸kokyuu 夏natsuをwo吸suいi込koみmi、曇kumoりri硝子garasu
モmoーゼzeよろしくyoroshiku 女学生jogakusei徒toのno群muれre、割waれre 俺ore一人hitori佇tatazuむmu
冬fuyuのno朝asa 頬紅hoobeni色iroのno車両syaryouがga流nagaれるreru
降fuりri出daしたshita銀紙gingamiがga張haりri付tsuいたita窓mado
メジャmejaーセヴンseヴn混maじりのjirino暮kuれぬrenu鼻歌hanauta
歌utaえなくなったenakunatta彼女kanojoはもういないhamouinai
兎usagiのno化粧kesyou 施hodokoしたshita屋根yane 眺nagaめているとmeteiruto
日hiがga射saしshi摩天楼matenrouのno影kageでde濡nuれたreta
十二月juunigatsuにni俺oreはha生iきるkiru
水溜mizutamaりri飛toびbi越koえながらenagara踊odoるru君kimiがga零koboれてくるretekuru
今ima、駄目dameだとdato呟tsubuyaいてもitemo 枯kaらすrasuグラスgurasu
キャンパスkyanpasuをwo歩aruいてくiteku 楽譜gakufuをwo抱daきしめたままkishimetamama
君kimiがga笑waraうuパノラマpanoramaのno風景fuukei それはsoreha俺oreのno知shiらないranai風景fuukei
十二月juunigatsuにni俺oreはha生iきるkiru
景色keshikiのno中nakaにni溶toけke消kiえたeta 向日葵himawariのno君kimiがga漂tadayoうu
白shiroいi呼吸kokyuu 夏natsuをwo吸suいi込koみmi、曇kumoりri硝子garasu